JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine June 2020

Back number


■仲良しカラス  蒲池眞佐子


ソーシャルディスタンスを気を付けなければならない最近、朝散歩するときに見かける仲良しカラスがいる。

いつも側によりそってカアカア鳴いている。
1羽が飛べば、追うようにもう1羽も追いかけていく。
仲良くていいなぁと思ってしまう。

ちょっとうらやましいので写真を撮ろうとカメラを向けるとさすがカラス。
何かされる、と危険を察知するのか2羽で飛んでいく。
遠くから撮れた写真がこちら。
   

近くにはやまぼうしが咲いていた。
     
咲いていた、というべきなのか、これは花ではなく、総包片が4枚あり、花弁のように見えるもの。
調べてみると、この木の果実は9月ごろに熟し、食用になるそうである。
果肉はやわらかく、マンゴーのような甘さがあるらしい。
そのうえ、果実酒にも適するとのことだ。

その情報がインプットされたとたん、かわいいなぁ~とみていた心が実、もらえませんか、という話はどこにするんだ、とか、なんとも俗物根性丸出し。

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