JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Jan.2021

Back number


 ■ 2020年を振り返って―コロナ禍に思う―   川村由幸

毎年、新年1月のウェブマガジンのテーマは前年の振り返りです。
残念ながら振り返るほどの取材内容がありません。コロナ コロナで出かけることもままならず、シャッターを切る機会が大幅に減少してしまいました。
仕事で東京に出る以外、隣県の茨城には数回出かけましたが、それ以外千葉県を離れることがありませんでした。
千葉県は昨年のコロナ禍の初めから感染拡大が他県に比べて激しく、他県への訪問が憚られました。
そして現在も一都三県で緊急事態宣言が再発令される状況となり、さらにまた行動が制限される状況となりました。
コロナを含む病になっても治療が受けられないという医療崩壊が目前に迫っている中、思いのほか世の中、平和です。
都心の盛り場には新年の三連休、多くの人出があるようですし、最初の発令時よりもゆるみが見られます。
仕方がないでしょうね、11、12月は政府がGo Toキャンペーンで目一杯アクセルを踏み続けていたわけですから。
手の平を返すようにブレーキを踏んでもすぐには止まらないのが道理です。
対策が後出しに見えるのは私だけでしょうか。経済が大切でないとはもちろん思いませんが、まずなすべきは感染拡大防止でしょう。

オリンピックは本当に開催するのだろうかとか、はやくワクチン接種が始まればいいのにとかそんなことを考えながら、自宅に閉じこもっています。
昨年はここに載せるほどの取材活動ができませんでした。載せる程の画像もありません。
今年はいつ頃になれば、自由に動けるようになるのでしょう。いつになったら思い切りシャッターを押せるのでしょう。
「出来る我慢もそろそろ限界」 そんな気分が蔓延し始めているのでしょうか。

 

 

 All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中