Monthly Web Magazine Jan. 2022
■ 湖東雪景色 野崎順次
昨年の12月に青春切符を使って滋賀県湖東に4回行った。11日(土)豊郷、18日(土)彦根、25日(土)豊郷と彦根、そして29日(水)五箇荘金堂と彦根駅である。毎週末と年末ということになる。積雪のあったのは、17-18日、25日夜-27日頃だった。積雪後、気温が高めのため、足元の凍結はゆるくシャーベット状なので、滑らなかったのが幸いだった。
18日は彦根から近江鉄道で豊郷を再訪しようとしたが、近江鉄道が急の積雪のため、その区間の運行を見合わせていた。仕方なく、詳細はうろ覚えの河原町芹町重伝建に行った。東から歩き始めた。雪はちらちら程度だったが、大雲寺妙源寺あたりから、ボタ雪が降り始め、煙草屋さんのガレージでしばらく雪宿りした。
その後、彦根城玄宮楽々園の雪景色を楽しんだ。時折、激しい雪になった。
『強い寒気に加えて、「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)※」に伴う発達した雪雲がかかり、近畿北部や山陰を中心に記録的な大雪となった所があります。(※「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは、シベリア大陸から流れ込んだ冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈によって、いったん二分されたのち、風下である日本海で再び合流することによってできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。)
午前11時の積雪は滋賀県彦根市で70センチ、高島市今津で77センチと12月の1位の値を更新しています。彦根市の平年の積雪は2センチですので、平年を大幅に上回る積雪となっています。(27日の日本気象ニュースより)』
29日、彦根あたりの豪雪状況を見に行った。まず、近江鉄道を使わずに能登川からバスで行ける五箇荘金堂重伝建に行った。
JR能登川・彦根間
そして彦根駅の1階に下りると、高架下の雪のないモルタル床で、ハクセキレイが走り回っていた。俊敏な脚も積雪は苦手と思われる。
彦根駅前と帰りに見た伊吹山
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