JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine Feb. 2022

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■めずらしいと思う野の花  川村由幸

コロナウィルスの感染拡大が続き、いつまでたっても撮影に出かけられるようになりません。
昨日、三回目のワクチン接種も済ませ、取れる感染対策はしていますがそれでもあちこち出かける気分ではありません。
ウェブマガジンのネタも尽きていますが、以前ウォーキングコースで見かける動物を紹介したことがありましたが今回は私がめずらしいと感じた野の花を紹介します。
紹介する植物の名前も承知しておりませんし、私がめずらしいと感じるだけで実際にはどうなのか不安だらけです。
まず、花の形に特徴のある2種類です。
    

両方共に直径5ミリほどのはなです。黄色の方は春に、ピンクの方は秋に撮影しています。
花の形状が良く似ていますので同系の植物でしょうか。
こんなのを畦道の際に見つけるとただ歩くだけの時を楽しくさせてくれます。
  
この紅い花は5km強歩くウォーキングコースの中でも一箇所にのみ咲いていたものです。季節は秋。
花のサイズは20ミリ程。赤と黄の目立つ色で形も変わっていてすごく目立っていました。もし来年も同じところで咲いたなら自宅の庭に移植しょうと考えています。
次に紹介する2種は調整池の堤防で見つけたものです。
    

撮影したのは共に秋。淡いピンクと紫の可憐な花です。
見つけると摘んで帰ろうかと思うのですが、今まで持って帰ったことはありません。
折角、味気ないウォーキングをいくらかでも楽しいものにしてくれているものをできるだけ残しておきたいという気持ちからです。
今は冬、冷たい風ばかりで生命観のない調整池の中を黙々と歩いています。命溢れる春を待ち望んでいます。

 

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