JAPAN GEOGRAPHIC

新潟県新潟市 伊藤家住宅 北方文化博物館

 Itouke / Hoppou bunka museum, Niigata City,Niigata

Category
Rating
Comment
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower
 
 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 

 


May 13,2021 瀧山幸伸

Edited movie Download YouTube

source movie

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   



Apr.2009 撮影・文: 高橋久美子

明治20年(1887)建築。 国登録有形文化財

旧伊藤邸は、新潟市内からバスで40分の、沢海(そうみ)にあり、現在は「北方文化博物館」として一般開放しています。

日本で五本の指にはいるといわれた豪農・大地主なのだそうです。

代々文吉を襲名し、初代は1町2反9畝29歩で分家し、明治41年の最盛期には1,384.7町歩(13,732,070ヘクタール)の土地を所有していたとか。

邸宅の敷地は8800坪 建坪1,200坪 部屋数は65あるそうです。

主屋は寄棟造・妻入2階建で、通し柱を多用するなど、伝統的大工技術も用いられています。

こちらは家族の住まいになっていたようで、台所・茶の間などがあります。

家族と言っても、使用人は60人以上いて、コメは毎日一俵炊いていたそうです。

主屋から渡り廊下を通り、中庭を挟んで南側に大玄関から続く座敷があります。

こちらは、冠婚葬祭など特別な行事を行い、年に2,3回しか使われなかったそうです。

                           

山楽亭

Sanrakutei

明治24年(1891)建築。 国登録有形文化財

六代目文吉が自ら設計したという正三角形の書斎。

父親に「金に糸目はつけないから好きな建物を建ててみろ」と言われ、考えた挙げ句の設計だったとか。

それを形にしてしまったのは、さすがですね。

水屋もあり、茶室としても使用できるそうですが、畳がこんなに変形では、お茶を楽しめたでしょうか?

建坪11坪に部屋が3つ、まともな形の柱も建具も畳もありません。

角にある抽出はななめに曳いて開けるそうです。

着工から完成まで2年掛かったそうですが、職人さんの苦労が偲ばれますね。

内部の入室禁止です。

                

刈羽民家

Kariwa minka

       

吉ケ平民家

Yoshigahira minka

          

   All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中