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新潟県新潟市 旧県議会議事堂 

Kyu kengikai gijido,niigata city,Niigata

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新潟市中央区一番堀通3-3 新潟県議会旧議事堂 重文 近代/官公庁舎 明治 明治15(1882) 木造、建築面積679.1㎡、二階建、桟瓦葺、中央部一部三階及び八角塔屋付 棟札2枚 19690312


May 9,2021 瀧山幸伸 source movie

    


Oct.2012 酒井英樹

 木造、建築面積679.1㎡、二階建、桟瓦葺、中央部一部三階及び八角塔屋付

 明治時代[明治15年(1882)]

新潟県旧議事堂は、明治15年(1882)5月敷地を購入し、8月着工、明治16年(1883)3月に完成した。

 設計及び工事請負は新潟県出身の星野総四朗。

 昭和7年(1932)の新議事堂落成まで議事堂として使用され、以降は県立郷土博物館などに使用されてきた。

 東京木挽町にあった明治会堂を模したといわれ、木造二階建、桟瓦葺で中央屋上に八角塔屋を上げている。

 塔屋は建設途中で追加されたもので、背後を流れる信濃川をテームズ河に見立てて、英国国会議事堂に擬したと伝えられる。

 桁行、間口がともに14.6mの中央棟の北に桁行21.9m、梁間14.6m四方、切妻造の翼屋が妻を見せて接続させている。中央棟と両翼屋の前面内側は一階に角柱、二階に円柱の独立柱を立ててベランダ、ポーチを設ける。

 基礎は煉瓦積布石張り、壁面はすべて木摺打漆喰大壁で隅石及び窓廻りに新潟県産の間瀬石を用いる。胴蛇腹、軒蛇腹を回し両翼の妻には繰形付の破風を飾り、屋根は桟瓦葺とする。

 内部は木摺打漆喰大壁、議場を除く各室は紙貼天井で、それぞれ漆喰細工の花鳥の中心飾があり、左翼棟、中央棟には暖炉が設けられ、小屋はクイーンポストである

 

 明治初期の県会議事堂の唯一の遺構として貴重であり、昭和44年(1969)に重要文化財に指定されている。

                 

《内部》

       


Sep.1,2013 瀧山幸伸 source movie

  

A camera

                                                                                  

B camera

                                                                                 


Apr.2009 撮影:高橋久美子

                   


撮影:瀧山幸伸

Aug. .2005  HD(1280x720)

           

 

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