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岡山県高梁市 吹屋 旧片山家

Kyu Katayamake,Fukiya,Takahashi city,Okayama

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高梁市成羽町吹屋367 旧片山家住宅(岡山県高梁市成羽町) 主屋 重文 近世以前/民家 江戸後期 江戸後期 "主体部、仏間部、座敷部からなる

主体部 桁行11.4m、梁間15.0m、二階建、一部三階建、切妻造段違、平入、四面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

仏間部 桁行6.3m、梁間8.8m、二階建、切妻造、東面主体部に接続、北面及び南面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

座敷部 桁行9.0m、梁間5.9m、二階建入母屋造、北面仏間部に接続、東面及び南面庇付、桟瓦葺" 家相図3枚 20061219

高梁市成羽町吹屋367 旧片山家住宅(岡山県高梁市成羽町) 宝蔵 重文 近世以前/民家 江戸後期 江戸後期 土蔵造、桁行3.0m、梁間4.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺 20061219

高梁市成羽町吹屋367 旧片山家住宅(岡山県高梁市成羽町) 米蔵 重文 近世以前/民家 江戸末期 江戸末期 土蔵造、桁行6.0m、梁間9.0m、二階建、切妻造、西面及び北面庇付、桟瓦葺、北面東端門塀付 20061219

高梁市成羽町吹屋367 旧片山家住宅(岡山県高梁市成羽町) 弁柄蔵 重文 近世以前/民家 江戸末期 江戸末期 土蔵造、桁行17.3m、梁間7.9m、二階建、切妻造、西面庇付、桟瓦葺、西面南端納屋附属 20061219

高梁市成羽町吹屋367 旧片山家住宅(岡山県高梁市成羽町) 仕事場及び部屋 重文 近世以前/民家 江戸末期 江戸末期 桁行折曲り延長19.6m、梁間4.0m、二階建、切妻造、桟瓦葺、東面及び北面庇付 20061219


Nov.1,2016 中山辰夫

旧片山家住宅 (主屋・宝蔵・米蔵・弁柄蔵・仕事場及び部屋が国重要文化財に指定されている)

250年続いた吹屋ベンガラの老舗。屋号は「胡屋」 ベンガラの製造及び販売を手掛け,当地を代表する商家となり,庄屋を務めた家柄である。

住宅は2002(平成14)年に成羽町(現高梁市)へ寄贈された。重要伝統的建造物群保存地区の中核をなす建物として、2010(平成22)年より公開されている。

主屋外観

     

通りに面して主屋と宝蔵が並び建つ。主屋は切妻造の平入、主屋と宝蔵が三段に連なる。主屋に出格子、框(かまち)に飾金具、二階の外壁は黒漆喰、木格子付の虫籠窓が左右に、独特の独鈷形のナマコ壁、玄関左側に意匠のきいた半格子、などが特長として挙げられる。主屋主体部は18世紀末期に建てられ,文政13年(1830)までの増築を経て現在の屋敷構成となっている。

住居部分

    

居間・奥座敷・仏間は一階、欄間の精巧な透かし彫りや仏壇の飾り、などが優れている。二階に客間・夫婦部屋、などがある。

店舗〜生活部分

    

土間の右手が店の間、吹き抜けの台所、食事部屋、女中部屋など生活ぶりが分かる。奥へどんどん広がっている。

付属施設

     

主屋後方に米蔵などを連ねている。文化財指定の米蔵・弁柄蔵・玄米蔵・仕事場・宝蔵などが並ぶ。


旧片山家住宅

August 23,2013 大野木康夫

所在地 岡山県高梁市成羽町吹屋367

片山家は,江戸時代後期から鉱山町吹屋において,弁柄の製造及び販売を手掛け,当地を代表する商家となり,庄屋を務めた家柄である。

平面は,通りに面して主屋と宝蔵が並び建ち,主屋後方に米蔵などを連ねている。

主屋は切妻造の平入で,正面外壁を海鼠壁とし,開口部に出格子を設けている。

主屋主体部は18世紀末期に建てられ,文政13年(1830)までの増築を経て現在の屋敷構成となっている。

旧片山家住宅は,主屋及び附属建物による屋敷構成を良く保持し,江戸時代後期の商家として高い価値がある。

また,弁柄の製造及び販売により繁栄した高梁市吹屋重要伝統的建造物群保存地区における中核施設として,重要である。

  

宝蔵(重要文化財)

江戸後期の建築

土蔵造、桁行3.0m、梁間4.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺

       

主屋(重要文化財)

江戸後期の建築

主体部、仏間部、座敷部からなる

主体部 桁行11.4m、梁間15.0m、二階建、一部三階建、切妻造段違、平入、四面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

仏間部 桁行6.3m、梁間8.8m、二階建、切妻造、東面主体部に接続、北面及び南面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

座敷部 桁行9.0m、梁間5.9m、二階建入母屋造、北面仏間部に接続、東面及び南面庇付、桟瓦葺

                           

米蔵(重要文化財)

江戸末期の建築

土蔵造、桁行6.0m、梁間9.0m、二階建、切妻造、西面及び北面庇付、桟瓦葺、北面東端門塀付

          

弁柄蔵(重要文化財)

江戸末期の建築

土蔵造、桁行17.3m、梁間7.9m、二階建、切妻造、西面庇付、桟瓦葺、西面南端納屋附属

             

仕事場及び部屋(重要文化財)

江戸末期の建築

桁行折曲り延長19.6m、梁間4.0m、二階建、切妻造、桟瓦葺、東面及び北面庇付

            

玄米蔵、弁柄蔵及び道具蔵

     


Jan.13,2013 野崎順次 source movie

岡山県高梁市成羽町吹屋

旧片山家住宅

(Former Katayama Residence, Takahashi City, Okayama Pref.)

撮影日: Jan. 13, 2013

片山家は,江戸時代後期から鉱山町吹屋において,弁柄の製造及び販売を手掛け,当地を代表する商家となり,庄屋を務めた家柄である。平面は,通りに面して主屋と宝蔵が並び建ち,主屋後方に米蔵などを連ねている。主屋は切妻造の平入で,正面外壁を海鼠壁とし,開口部に出格子を設けている。主屋主体部は18世紀末期に建てられ,文政13年(1830)までの増築を経て現在の屋敷構成となっている。旧片山家住宅は,主屋及び附属建物による屋敷構成を良く保持し,江戸時代後期の商家として高い価値がある。また,弁柄の製造及び販売により繁栄した高梁市吹屋重要伝統的建造物群保存地区における中核施設として,重要である。

パンフレット

  

国重文 主屋 江戸後期(1751-1829)

主体部: 桁行11.4m、梁間15.0m、二階建、一部三階建、切妻造段違、平入、四面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

仏間部: 桁行6.3m、梁間8.8m、二階建、切妻造、東面主体部に接続、北面及び南面庇付、桟瓦葺及び鉄板葺

座敷部: 桁行9.0m、梁間5.9m、二階建入母屋造、北面仏間部に接続、東面及び南面庇付、桟瓦葺

国重文 宝蔵 江戸後期(1751-1829)

土蔵造、桁行3.0m、梁間4.9m、二階建、切妻造、桟瓦葺

            

主屋の入り口と土間回り、仏間の一部

                     

座敷と庭

                  

店奥

      

2階

             

国重文 米蔵 江戸末期(1830-1867)

土蔵造、桁行6.0m、梁間9.0m、二階建、切妻造、西面及び北面庇付、桟瓦葺、北面東端門塀付

    

国重文 弁柄蔵 江戸末期(1830-1867)

土蔵造、桁行17.3m、梁間7.9m、二階建、切妻造、西面庇付、桟瓦葺、西面南端納屋附属

              

国重文 仕事場及び部屋 江戸末期(1830-1867)

桁行折曲り延長19.6m、梁間4.0m、二階建、切妻造、桟瓦葺、東面及び北面庇付

    

玄米蔵、弁柄箱、道具蔵

     

参考資料

国指定文化財等データベース


May 2011 瀧山幸伸

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A camera

                                                                                                        

B camera

                                                               


July .2005 瀧山幸伸 source movie

片山屋敷

主屋500平方メートルの大きな商家

    

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