岡山県高梁市 吹屋郷土館
Fukiya Kyoudokan,Fukiya,Takahashi city,Okayama
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Jan.13,2013 野崎順次
岡山県高梁市成羽町吹屋
郷土館(角片山家)
(Kyodokan - Former Kado-Katayama Residence, Takahashi City, Okayama Pref.)
撮影日: Jan. 13, 2013
この家は、弁柄窯元片山浅治郎家の総支配人片山喜平(当時吹屋戸町)が分家され、明治7年頃より企画し、本家の材木倉より良材を選び(当時、片山家は職業柄千余町歩の山持ちなり)、石州の宮大工、島田綱吉の手により、明治12年3月に完成された物です。当時の模様がもっともよく保存されているので、当主片山恵資氏に請い、郷土館としています。
間口5間、奥行き16間、中級の商家の定型で、店より通り庭で母屋の奥に味噌蔵、米倉を配し、母屋の採光のため中庭をとっています。
土台と外側の柱はすべて栗の角材を使い、縁敷居は桜の巨材を使っています。この家の特徴は木組みは巨材を使い、細部は巧緻というほかなく、ことに座敷の書院周りは生漆と弁柄で塗り上げ、それぞれに飾り金具を用いている。専門家も「これほどの良材と大工の手の揃った家は世に少ない。」と感嘆しています。
(吹屋ふるさと村郷土館冊子パンフレットより)
パンフレットと建物外観
一階
二階
A camera
B camera
郷土館
5年の歳月をかけて明治12年に完成された商家。
妻入の入母屋型で塗込造りとベンガラ格子の建並ぶ中でも代表的な建物の一つ。
屋根は石州本焼で葺かれ、ケヤキ、クリ、桜など最上級の用材がふんだんに使われている。
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