岡山県鏡野町 旧森江家
Kyu Morieke,Kagamino town, Okayama
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苫田郡鏡野町冨西谷118 旧森江家住宅(岡山県苫田郡富村) 重文 近世以前/民家 江戸中期 17世紀末 桁行15.1m、梁間8.7m、入母屋造、茅葺 19690620
たたら展示館
Tatara tenjikan
真庭への道中
August 23,2013 大野木康夫 source movie
所在地 岡山県苫田郡鏡野町富西谷118
旧所在 岡山県苫田郡富村大字大70(昭和51(1976)年に移転)
17世紀末の建築
桁行15.1m、梁間8.7m、入母屋造、茅葺
森江家住宅は中型農家の典型と考えられる建物で、建設は十七世紀後半頃と推定される。
この住宅は壁の部分が多く、閉鎖性が強い。
構造は單純で、仕上げも古めかしい。
岡山県下の民家の中では古い民家で、保存もよく一般農家の一遺例として重要である。
(国指定文化財等データベースより)
公開時間は平日の10時から3時までで、30分遅れてしまったので外観のみの撮影になりました。
富地区には公共交通機関がほぼありませんので、必然的に車で行くことになります。
真庭市久世方面から富地区に向かう県道82号と327号は運転も楽な道ですが、富から湯原温泉に向かう県道56号は峠越えの細道で地元の人も通らないということでした。
July 2013 酒井英樹
桁行15.1m、梁間8.7m、入母屋造、茅葺
江戸時代中期
森江家のある富村(現鏡野町)は山間地であるが比較的田畑が多い。森江家の由来は明らかではないが、建物の室から中級以上の階層に属したと思われる。
住宅の構造手法から17世紀末頃の建築と推定される。富村に譲渡された後、現在地に移築保存された。
桁行7間、梁間3間で、周辺は各面半間通りに下屋柱を立て土庇と縁にする。内部は広間型3間取りで、土間と床上は半々になる。床上はイタバ、オクノマ、ナンドの3室で板敷きになっている。
正面だけが開口、その他は大壁で閉塞性が強い。
この住宅は岡山県下の民家の中では建築年代が古いものに属しており、深く葺き下がる軒や大壁で囲まれた外観は見るからに古式で、貴重な遺構である。
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