岡山県吉備中央町 妙本寺
(Myohonji, Kibichuo town,Okayama Pref.)
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のどかな山里 | |
Water | ||
Flower | ||
Culture | 番神堂の彫刻が実に美しい | |
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Food |
July 15, 2017 大野木康夫 source movie
所在地 岡山県加賀郡吉備中央町北1501
周辺風景
仁王門
本堂へ
本堂(岡山県指定重要文化財)
その他境内
番神堂(重要文化財)
一間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺
細部
周辺の農村風景
撮影日: Jan. 3, 2013
岡山県加賀郡吉備中央町北 1501
具足山 妙本寺
寺伝によれば、鎌倉時代中期の建治元年(1275)に伊達弾正朝義が当地の地頭として赴任した。
朝義は日蓮に帰依しており、弘安四年(1281)に居館の北東に寺院を建立したと伝えられている。一説には、創建は建治元年(1275)とされる。
朝義の死後の正和年間(1312 - 1317)、日像の高弟、大覚が赴いた。大覚は当寺院を拠点に西国への布教を行った。 妙本寺近隣の寺院は概ね日蓮宗に改宗した。
パンフレット
仁王門と仁王像
主要伽藍は石段の上の小高い丘にある。二方は石垣である。
本堂と書院を結ぶ渡り廊下に唐門があり、番神堂への入口になっている。
国重文 妙本寺番神堂 桃山
詳しくは妙本寺鎮守三十番神堂という。一間社流造、正面軒唐破風付、こけら葺。室町時代後期の明応六年(1497)吉田神道長の卜部兼倶が、自ら送った番神問答抄に対し妙本寺七世の日具が返した答釈に感嘆して寄進し京都の工匠が建築したと言われている。桃山様式の極彩色彫刻が施されている。
全景
細部
県重文 妙本寺本堂 桃山 天正十一年(1583)再築
単層入母屋造り、こけら葺き、桁行五間、梁間五間。
建治元年(1275)の創建当時、重層入母屋造茅葺であったが無住期間に大破した。天正十一年に再築され、幕末に改修された。
改修により屋根は宝型造となっていたが、平成元年(1989年)から平成三年(1991年)にかけての解体修理で入母屋造に復元した。骨格は鎌倉時代のものと推定されている。
番神堂近くの摂社
本堂と渡り廊下でつながった書院
本堂横の鐘楼と日蓮上人像
客殿と庫裡
石垣
庄官堂(伊達弾正朝義の霊廟)と五輪塔
町重文 五輪の塔群
伊達氏(のち野山氏となる)一族の墓石群。
参考資料
妙本寺パンフレット
ウィキペディア「妙本寺(吉備中央町)」
ぱるネット岡山HP
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