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岡山県岡山市北区吉備津神社
(Kibitsujinja Shrine, Kitaku, Okayama City, Okayama Pref.)

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岡山市北区吉備津931 吉備津神社御釜殿 重文 近世以前/神社 桃山 慶長17(1612) 桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺 19800126
岡山市北区吉備津931 吉備津神社南随神門 重文 近世以前/神社 室町前期 延文2(1357) 三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺 19110417
岡山市北区吉備津931 吉備津神社北随神門 重文 近世以前/神社 室町後期 天文12(1543) 三間一戸八脚門、入母屋造、檜皮葺 19130414
岡山市北区吉備津931 吉備津神社本殿及び拝殿 国宝 近世以前/神社 室町中期 応永32(1425) "本殿 桁行正面五間、背面七間、梁間八間、一重、比翼入母屋造、檜皮葺 拜殿 桁行三間、梁間一間、一重、正面切妻造、背面本殿屋根に接続、檜皮葺、三方もこし付、もこし本瓦葺" 棟札1枚、棟札1枚 19020417 19520329

Aug.4.2015 中山辰夫

岡山市北区吉備津931

由来
 
吉備津神社はJR吉備線吉備駅から歩いて約10分のところにある。
鳥居を過ぎると約200本の松が両側に並ぶ表参道松並木が続く。岡山県下最大で、県指定郷土記念物。
       

入口の案内所
    

矢置石—御祭神が弓矢を奉じて吉備国平定を祈った処——矢立の行事は毎年1月3日に行われる。
   

北随身神門 重要文化財 室町時代の再建 
       

拝殿・本殿 国宝
   
比翼入母屋造—吉備津造といわれる。

拝殿 国宝
   

本殿 国宝
             

木造狛犬 岡山県指定文化財
   

社務所と神庭
      
いちょう神木は樹齢600余年

南随身神門 国重要文化財 廻廊の途中にあり。1357(延文2)年の再建で、当社の社殿で最古の建造物。
     

廻廊とその周辺 県重要文化財 
     
本殿から竃殿や多くの末社を連絡している。坂道を利用した曲線の棟が約360m、森の中に真直ぐに延びる。1578(天正6)年に再建された。

えびす宮周辺
     

岩山宮周辺
     
吉備の国の土地の守護神

御竃殿周辺 国重要文化財
       
内湯に湯釡があり、阿曾女という巫女によって「鳴釡の神事」が今日も行われている。上田秋成の「雨月物語」で「吉備津の釡」という小説に書かれている。

三宮社周辺
     

旧社務所、門前町 
    
社務所は神領を支配した所。門前町には郭(くるわ)が置かれ、江戸時代山陽道屈指の花街であった。街角の家は、宮内の茶屋・米嘉だった。

廻廊の遠景
        

宇賀神社
吉備津神社の摂社 神池の島に社があり、吉備国で最古の稲荷神社 隣に普賢院が建つ。
      


参考資料≪吉備津神社(神社発行)—写真一部引用、岡山県の歴史散歩、他≫




Sep.23,2014 瀧山幸伸 source movie

                                                                                                 

                                                                                   
                 




August 23,2013 大野木康夫 source movie

     

北随神門(重要文化財)

天文12(1543)年の建築
三間一戸八脚門、入母屋造、檜皮葺

神社本殿が北向きなので、表門に当たります。

                 

絵馬殿から拝殿、右手の廻廊へ

        

南随神門(重要文化財)

延文2(1357)年の建築
三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺

                 

御釜殿(重要文化財)

慶長17(1612)年の建築
桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺

古くから伝わる「鳴釜の神事」を行う建物で、棟札写しや鬼瓦銘により再建年代が分かる。
入毋屋造、本瓦葺で、木割が太くて質が良く、軒を隅扇垂木とするなどの特色がある。
中世以来の伝統をもつ異色の建物で、類例の稀な遺例である。
(国指定文化財等データベースより)

             

廻廊東側の階段から本殿へ

   

本殿及び拝殿(国宝)

応永32(1425)年の建築
本殿 桁行正面五間、背面七間、梁間八間、一重、比翼入母屋造、檜皮葺
拜殿 桁行三間、梁間一間、一重、正面切妻造、背面本殿屋根に接続、檜皮葺、三方もこし付、もこし本瓦葺

吉備津神社は,古代以来の吉備地方の鎮護として名高い。
現在の社殿は足利義満の命により応永32年(1425)に再建された。
本殿の平面は三間社の周囲に庇を二重に廻した形式をとり,内部に向かって次第に床と天井を高めている。
屋根は前後二つの入母屋造を連結した比翼入母屋造と呼ばれる特異な外観を見せる。
本殿前には妻入りの拝殿が接続し,本殿と同様に大仏様の手法を示す。
独特な社殿形式の由来は明かでないが中世を代表する大型の神社建築として価値が高い。
(国指定文化財等データベースより)

構造が複雑でよく理解できませんが、権現造、八坂造、日吉造などと同じようになんとなく仏堂に近い印象を受けます。
昔は、神社建築だからこうなくてはならないというような意識はなかったのかもしれません。
比翼入母屋造はデザイン的にも私の好みで、大変美しい屋根でした。

                                             






July 2012 野崎順次 source movie

撮影日:2012年7月8日

岡山県岡山市北区吉備津

大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社である。大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神朝四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたとされる。古来より、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られている

JR吉備線で吉備津駅に着く。

         

郷土記念物 吉備津の松並木

             

松並木の横の住宅、なかなかの建築作品である。内部が見たい。

       

吉備津神社入口あたりとパンフレットと現地説明板。

                    

国重文 北隋神門 室町後期 天文十二年(1543)
三間一戸八脚門、入母屋造、檜皮葺

                    

拝殿に向かう。

    

国宝 吉備津神社本殿及び拝殿 室町中期 応永三十二年(1425)
拜殿 桁行三間、梁間一間、一重、正面切妻造、背面本殿屋根に接続、檜皮葺、
三方裳階付、裳階本瓦葺
本殿 桁行正面五間、背面七間、梁間八間、一重、比翼入母屋造、檜皮葺

現在の社殿は足利義満の命により応永三十二年に再建された。拝殿は本殿の正面に接続して突き出した建物で、本殿と同時期の再建で柱間は正面1間(26尺6寸4分)、側面3間(32尺2寸8分)、棟高39尺(約12m)、建坪23坪強(約78.5m2)の大きさである。柱は本殿と同じ太さの円柱を用い、挿肘木による大仏様の組み物をそなえ、外観は重層内部は屋根裏 まで見とおした構造で正面は切り妻となり屋根を桧皮で葺いている。前面と両側面には一間通の裳階をつけ、その屋根は本丸瓦葺になっている。日本全国に例のない独特の形式である。本殿との境に七級の木階を設けて連絡しており、本殿と拝殿はもともと一体のものとして設計された建物である。

               

本殿の大きさは桁行き48尺3寸(約14.6m)、梁間58尺3寸6分(約17.7m)、棟高(土台下端から箱棟上端まで)39尺6寸(約12m)、建坪 78坪3強(約255m2)の大建築であり、京都の八坂神社につぐ大きさがあり、また出雲大社の約2倍以上の広さがある。

白漆喰で築いた亀腹の上に北面して立つ一重の神殿で、軸部の柱は径1尺6寸(約48cm)の円柱で高さ20尺(約6m)のアスナロウと云われる材を内外合わせて68本使っている。入母屋の千鳥破風を前後に二つ並べ同じ高さの棟で結び桧皮で葺き、ひとつの大きな屋根にまとめた大胆極まる構造で、上から見ると 棟はカタカナの「エ」の字型になっている。建築学上では『比翼入母屋造』と云い、全国で唯一の様式であるので、単に『吉備津造り』とも云う。本殿内部は、外陣、朱の壇、中陣、内陣、内々陣と別れており、中央にいくにしたがって、床も天井も高くなり天井の模様も異なる。外陣と中陣の大部分は天井を張らない化粧屋根裏であり、中陣の前面一間通と朱の壇は格縁天井を張り、内々陣は舟底天井である。また朱塗り、丹、胡粉などで美しく塗装し、仏教建築の影響もみられる。現在外部は素木になっているが当初は丹塗りが施してあったと思われる。

                                    

本殿回り、いちょう神木(樹齢約600年)、一童社など。

           

授与所、お守りなどを授与する場所。国重要美術品 銅鐘 永正十七年(1519)など。

           

国重文 南隋神門 室町後期 延文二年(1357)
三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺

              

県文 廻廊 天応七年(1579)再建
全長360mにもおよび、自然の地形そのままに一直線に建てられている。

               

えびす宮、岩山宮

      

国重文 御釜殿 桃山 慶長十七年(1612)
桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺
古くから伝わる「鳴釜の神事」を行う建物で、棟札写しや鬼瓦銘により再建年代が分かる。入毋屋造、本瓦葺で、木割が太くて質が良く、軒を隅扇垂木とするなどの特色がある。中世以来の伝統をもつ異色の建物で、類例の稀な遺例である。
釜鳴という神事は王朝以来宮中をはじめ諸社にもあったことが文献にもみられる。釜を焼き湯を沸かすにあたって時として音が鳴るという現象が起こる。と、そこに神秘や怪異を覚え、それを不吉な前兆とみなし祈祷や卜占を行ったらしい。そして陰陽道的解釈が加えられていったと考えられる。

         

宇賀神社、商売の神、吉備国最古の吉備神が祀られている。犬養木堂像など

              
参考資料
吉備津神社HP
国指定文化財等データベース

以上





May 2008 瀧山幸伸 source movie

       

御釜殿
Okamaden
          

南随神門
Minami Zuishinmon
        

北随神門
Kita Zuishinmon
     




本殿、拝殿
Honden, Haiden
            



       

回廊
       


       

      

  

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