岡山県倉敷市 本荘八幡宮
(Honjohachimangu Shrine, Kurashiki City, Okayama)
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瀬戸内海の展望 | |
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Culture | 重文の石鳥居 | |
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倉敷市児島通生22 本荘八幡宮鳥居 重文 近世以前/神社 室町中期 応永28(1421) 石造明神鳥居 応永二八年辛丑十一月吉日の刻銘がある 19560628
Jan.2012 野崎順次
岡山県倉敷市児島通生
撮影日: 2012年1月28日
本荘八幡宮は大宝元年(701)の創建と伝えられている古い神社で,水島灘を見渡す宮山の上に鎮座し、重要文化財の石鳥居があることで知られる。石鳥居は神社の境内に入る出入口として立てられるのが普通であり,この鳥居も元は三ノ鳥居として社前の参道に立っていた。その後,保存のために社殿の裏,瑞垣の中に移され現在に至る。
鳥居は本来簡単な構造だが、わずかな形態の差異によって様々に分類される。二本の柱の上にのせる横木を笠木,柱の途中を結合するものを貫と呼び,笠木の下に島木を入れ,島木と貫の間に額束を挟んだ形式を明神鳥居という。
鳥居をくぐり、参道を上って行く。面白い形の燈籠がある。
説明板と神門
拝殿と本殿を左回りに見る。石鳥居は本殿の背後にある。
国重文 本荘八幡宮鳥居 室町中期 応永28年(1421)
高さ2.3m, 花崗岩製の明神鳥居で, 笠木と島木は一石で作られ穏やかな真反りを示している。向かって左柱に「応永廿八年十一月吉日」右柱に 「願主塩生村住人松井紀義泰辰生年三十」の刻銘があり,室町時代初期の様式を典型的に示しており, 全国における当代石鳥居の基準作として知られる。
末社
歌碑
社務所の裏から瀬戸内海が見える。
帰途、通生の町、もう菜の花が咲いている。
倉敷市HP
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