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JAPAN GEOGRAPHIC
岡山県倉敷市ほか 井原鉄道
(Ibara Railway, Kurashiki City etc., Okayama Pref.)
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ローカル線ながら高度の技術と様々な観光地 |
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March 29, 2020 野崎順次 source movie
岡山県倉敷市真備町 井原鉄道
(Ibara Railway, Kurashiki City, Okayama Pref.)
井原鉄道株式会社(いばらてつどう)は、岡山県井原市に本社を置き、岡山県と広島県で旧日本鉄道建設公団建設線であった鉄道路線井原線を運営している第三セクター鉄道会社である。岡山県や広島県、沿線市町村のほか、両県内の有力企業や福山・笠岡地域のバス会社である井笠鉄道・鞆鉄道・中国バス等が出資している。
路線は井原線だけで、総社(岡山県総社市)と神辺(広島県福山市)、41.7kmを結ぶ。今回は清音駅と吉備真備駅、僅か4.8kmを往復した。
清音駅、JR清音駅と一体化している。清音・総社間はJRの線路を走る。
往路に乗った車両(気動車)は一般運用用IRT355-02である。ドア付近にロングシート、車両中央部に固定式クロスシートを配置したセミクロスシートである。01から10まであるが、その内の02である。
日本中でもたいへん珍しい特徴を持つ「高梁川橋梁」。長さ716mの8径間トラス橋。
1. カーブをしながら橋梁にかかり、途中直線区間を経て、再度カーブをしながら高梁川を渡りきる。
2. 橋梁上は716mの全線ロングレールで、民鉄・第3セクター路線では珍しい。
3. 構造材料が全部無塗装耐候性の鋼材で、一見錆びているかに見えるがそうではない。
平成5年度の「土木学会技術賞奨励賞」に選定された。
これら2枚の写真はJR車両から撮影したもの。復路では全長を動画撮影した。
吉備真備駅あたり
復路の車両はIRT355-201
でイベント用の使用を考慮した車両。愛称は「夢やすらぎ号」、水戸岡鋭治がデザインを手がけた。
一番前の窓から撮影できた。
清音駅に戻ってきた。改札を通ると、同じプラットフォームでJRの倉敷・岡山方面である。
東の山に満開の桜がちらほら。
参考資料
ウィキペディア「井原鉄道」および「井原鉄道IRT355形気動車」
デジタル岡山大百科「井原線の新技術 橋梁」
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