岡山県倉敷市 尾崎線刻弥陀石仏

（Line-Carved Stone Image of Amithaba, Kurashiki City, Okayama Pref.）

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General		稚拙な表現ながら岡山県最古の在銘石仏
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March 29, 2020 野崎順次  source movie

岡山県倉敷市真備町尾崎


県重文　鎌倉中期　高86cm 石灰岩
集落の道ぽたの屋根の下にまつられている。頭部をほぼ山形にした荒作りの石で、表面に二重円光式の光背を負い、蓮座上に坐る定印弥陀像を線刻する。ずいぶん稚拙な表現ではあるが、古風をたたえている。山形の向って右の傾斜面と、像の両脇の三か所に、次の如き銘文を刻む。
「奉施温船、右志者為………寛元四年（1246）八月廿七日□□」
岡山県の在銘石仏としては最も古いものである。
(川勝政太郎「新装版石造美術辞典」1998年より)

現地説明板

　　　　　

全景

　　　　　　

尾崎線刻弥陀石仏

　　　　　　　

尾崎六字名号板碑　江戸中期　正徳六年（1716）花崗岩

　　　　　

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