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岡山県倉敷市箭田大塚古墳

(Yata Otsuka Burial Mound, Kurashiki city, Okayama)

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July 14,2015 source movie

吉備真備ゆかりの地


May 2010 撮影/文: 野崎順次

岡山県倉敷市真備町箭田

国指定史跡

岡山県における三大巨石墳(他に牟佐大塚古墳、こうもり塚古墳)の一つで、6世紀後半から7世紀に築造された。明治34年(1901年)に初めて学術調査が行われ須恵器、土師器・刀剣・馬具・金環・勾玉などが発見された。これらは現在、東京国立博物館などに所蔵されている。従来、張り出しがあるために、前方後円墳ないし、それに準ずる帆立貝型古墳と思われていた。しかし、昭和58年(1983年)の実地調査で周濠が確認され、張り出しを持つ円墳であることが確定した。 墳墓の大きさは直径約50メートル、高さ9メートルである。 横穴式石室は羨道と玄室から成っており、全長は19.1メートルである。

矢掛駅から吉備真備駅まで井原鉄道で行く。たった1両で1時間に1本しかないが、地元で温かく愛されていると感じた。

吉備真備駅にはタクシーが見当たらず、バスの便も悪いので、古墳まで約2kmを歩いた。

東南から近づく。台地の上の巨大な墳丘がよく分かる。

墳丘を時計と反対回りに廻る。

羨道は長さ10.1メートル、幅2.3メートル、高さ2.4メートルである。

玄室は長さ8.4メートル、幅3メートル、高さ3.8メートルで、天井石は4枚の巨石で構成されている。 石室内に3基の組み合わせ式石棺が置かれている。

コンデジでフラッシュ撮影

参考資料

ウィキペディア 「箭田大塚古墳」

現地説明板(倉敷市教育委員会)

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