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岡山県美作市 大原

Ohara, Mimasaka city, Okayama

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May 23, 2021 野崎順次 source movie

岡山県美作市古町
大原宿(古町町並み保存地区)
(Ohara Waystation, Mimasaka City, Okayama Pref.)


播磨国と因幡国を結ぶ因幡街道は、古くから人馬の往来があり、交通の要路でした。江戸時代は鳥取藩主の江戸参勤の道となり、本陣・脇本陣・問屋が置かれました。古くから経済、文化、政治に、あるときは軍事的にも利用されてきた「大原宿(古町)」は、本陣・脇本陣の遺構が町の中心部に揃って現存し、江戸時代後期から明治・大正期の町屋を中心に町並みを構成して、今なお宿場の景観を守っており、昭和61年に岡山県から『町並み保存地区』に指定されているほか、「おかやま歴史の旅百選」「新日本歩く道紀行100選」にも認定されています。
平成29年5月には、中国経済連合会・国土交通省中国地方整備局が認定する「夢街道ルネサンス」認定地区に選ばれました。
大原宿は、同じく因幡街道の宿場町である、鳥取県智頭町の"智頭宿"と、兵庫県佐用町の"平福宿"とともに「因幡街道三宿場町」に数えられ、宿場町の面影を今に伝えています。
(大原宿観光サイト「大原宿まち歩き」より)

智頭急行大原駅から西へ歩くと、すぐに因幡街道である。
           

街道を少し北に返り、阿弥陀寺あたりから、南へ街道めぐりを始める。
                                  


難波邸
築100年の古民家をリノベーションした難波邸では、ジュエリーショップや外国人旅行客を対象とした宿など、ここでしか得られない体験を提供する複合施設として営業しています。
    

南へ少し行くと脇本陣
この宿場の脇本陣は、屋号を米屋といいました。脇本陣は、大名や幕府のが要人が、本陣に泊まる時、重臣の宿舎にあてられました。平常は第一級の旅籠(はたご)として営業していました。
       


本田邸(観光案内所)
地元有志のてにより整備された古町の観光案内所。観光案内の提供とお土産などの販売を行っています。また、奥には、民俗資料館も併設されており、町人が日常の生活に使っていた民具などが展示されています。
   


本陣
本陣には、因幡街道を往来する賓客も泊まりましたが、第一の利用者は、因伯2国で32万石の鳥取藩主の池田侯でした。天明3年(1783)類焼の記録があり、現在の本陣の建物は、寛政年間(1789~1801)のものといわれています。
               


本陣の向かいに古い家が並んでいる。まず、田中酒造場。
明治18年に建てられた、市内で唯一の作り酒屋で、袖壁、虫籠窓、煙出し等を備え、大原宿を代表する町屋洋式の建物である事も見どころです。
             


一つ屋根で左はピンクの洋風板壁(司法書士事務所)、右は伝統的(お通工房)
       


さらに格子の家が続く。
               

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