岡山県総社市 作山古墳
(SUKURIYAMA Burial Mound, Soja City, Okayama Pref.)
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全国第9位の規模の前方後円墳、墳丘に登れる。 | |
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July 14,2015 瀧山幸伸
岡山県総社市三須
国史跡 作山古墳
(National Historic Site TSUKURIYAMA Burial Mound, Soja City, Okayama Pref.)
墳丘の長さは約286メートル、後円部の最高地点24メートル・直径174メートル、前方部の長さ110メートル、前面部幅174メートル、高さ22メートル。
(ウィキペディア「作山古墳」より)
全国第9位、岡山県下第2位の規模を誇る前方後円墳で、岡山市の造山古墳(全国第4位、岡山県下最大)に次いで、5世紀中ごろに築造されたものです。丘陵を三段に整形加工した斜面と平らな面からなる墳丘は、現在草と木で覆われ一見山にしか見えませんが、築造当時は平らな面に5千本以上もの埴輪(はにわ)が立て並べられ、斜面には石が敷き詰められていました。
自然の景観の中にそびえたつ巨大なモニュメントは、作山古墳の南方に存在したと考えられている古代山陽道に先行する道を行き交う人々に、吉備の大首長の権力を誇示したものと思われます。
しかしながら、作山古墳は畿内の大王墓と異なり、後円部は正円ではなくだ円形で、前方部も台形状の突出がみられるなど、不整な形態をしています。また、前方部の前面には丘陵の一部が、取り除かれないまま残されていることから、作山古墳に葬られた吉備の首長は、畿内の大王ほど、古墳築造にかける余力がなかったのではないでしょうか。
造山・作山の両古墳は天皇の墓とされていないため、中に立ち入ることができる最大の古墳です。作山古墳は12月に下草刈りをするため、このころは古墳の形がよくわかります。
(総社市観光ガイドより)
現地説明板
全景、北西から見る。
全景、東南から見る。
北西の駐車場から前方部に登る。三段の墳丘がよく分かる。
前方部から後円部頂上へ。
後円部から東へ下る。
さっきの北西の駐車場から見えた鯉のぼり。
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