岡山県津山市 愛染寺
(Aizenji Temple, Tsuyama City, Okayama Pref.)
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August 12, 2023 野崎順次 source movie
岡山県津山市西寺町98
高野山真言宗 準別格本山
高室山 浄光院 愛染寺
(Aizenji Temple, Tsuyama City,
Okayama Pref.)
開基僧快雲は関東の人で畠山重忠の縁者であり、元岡山金剛寺に住し、森公開府の時来りて堂宇を経営、高室山愛王院金剛寺と号す。延宝年間愛染寺と改む。毎月3日は、毘沙門天の増益護摩供の修法を行い、旧正月3日は毘沙門天初詣でで賑う。
(津山瓦版ウェブサイト)
翁橋あたりから出雲街道を西へ
西寺町の説明板、お盆で公然と路上駐車
愛染寺山門から本堂
県文 鐘楼門及び仁王堂
境内の南西に位置し、旧出雲街道に面して建てられています。建立時期は、棟札の写しに記される正保元年(1644)と推定されています。
全体の形態は、楼門の両脇に仁王堂が附属したものです。基壇は、切石の四半敷きです。楼門は、一間一戸の形式で、下層は桁行1間、梁間2間、上層は桁行3間、梁間2間です。屋根は正面と背面に唐破風が付く入母屋造の檜皮葺です。下層両脇正面側の柱間に、方1間の仁王堂が附属します。
仁王堂は、左右とも同形式で、屋根は平側を正面に構える唐破風造の檜皮葺です。両側に仁王堂が取り付くこのような構成は、両山寺鐘楼門(美咲町)が知られるものの、美作地方では稀少です。
建立年代が江戸時代前半に遡れる点でも貴重な建物です。さらに、主要な部材に桜を用いることも建築的な特徴の一つとなっています。
(津山瓦版ウェブサイト)
市文 仁王像、格子で実に見えにくい
その他境内
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