岡山県津山市 工門宝篋印塔
(Kumon Hokyointo Pagodas, Tsuyama City, Okayama Pref.)
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August 13, 2023 野崎順次 source movie
岡山県津山市新野東
勝北支所の南、国道53号線沿いにあり、バス停の横である。Google
Mapでは「観音堂跡宝篋印塔」と記載されている端正な宝篋印塔二基である。。バスが1時間おきなので、その間、ゆっくり撮影できた。ただカンカン照り、気温35℃なので、20分後には日陰にへたり込んだ。
岡山県指定重要文化財
津山市指定文化財
宝篋印陀羅尼経を安置すると、三世一切の諸仏の全身舎利を奉蔵するものと信じられて作った塔を宝篋印塔という。基礎・塔身笠・相輪の部からなり層段を刻み、四隅に飾突をもつ笠部が特有である。また塔身に四仏梵字を刻し基礎の側部に年号等を記銘しているものがある。もともと供養塔であったが後には墓塔としても用いられたようである。
勝北町では数多く発見されているが笠部のみであったり相輪のみであったりするものが多い。ここ工門の宝篋印塔は康永2年という南北朝時代の紀年銘があり、岡山県でもすぐれたものであるといえる。「沙弥」「比久尼」の文字は判読しがたい。
勝北町教育委員会
勝北町文化財保護委員会
(現地説明板)
現地説明板と全景
二基
向かって右塔
左塔
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