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沖縄県宮古島市 宮古島

Miyakojima,Miyakojima city,Okinawa

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Oct.6,2015 田中康平

沖縄県 宮古島市 東平安名崎(ひがしへんなざき)

Higashi-Hennazaki ,Miyakojima city,Okinawa pref.

沖縄県宮古島市城辺字保良

国指定名勝 指定年月日: 2007.02.06(平成19.02.06)

宮古島市の東南端にあたる岬。海の眺めが素晴らしい。

国指定文化財等データベース解説文:

宮古島の東端に細長く突き出た東平安名崎は、琉球石灰岩のカルスト地形に固有の海岸性植物群落が展開する独特の自然環境とともに、悲恋の故に海波に身を投じた女性の伝承にまつわる美しい景勝地として知られる。岬は延長約2kmに及び、その幅は基部から中央部にかけて約120 〜180mとほぼ一定しているが、中央部から先端部にかけては200 〜250mと広がりを見せる。周囲を琉球石灰岩の切り立った海食崖に囲まれ、標高約20mの平坦な上面は全体として海側に向かって迫り出し、海食崖の随所に凹地形が形成されている。

岬周辺の海域は珊瑚礁に覆われ、特に岬の北東海岸には幅約380mの発達した珊瑚礁が見られ、さらにその東方海域には幅約120mの水路状の海域を挟んで、東西約2km、南北約1kmにわたり、楕円状の珊瑚礁が形成されている。海岸近くに発達した珊瑚礁の上面には、岬の急崖から崩落したものと見られる琉球石灰岩の岩塊が散在する。

特に岬の先端部の周辺には、「津波石」と名付けられた最大径が6 〜8mにも及ぶ琉球石灰岩の岩塊が存在するほか、東方海域の離礁上にも「パナリ」と呼ぶ巨大な岩塊が点在する。

通年の強風により高木は育たず、テンノウメ・ミズガンピ・イソマツなどの木本の群落をはじめ、グンバイヒルガオ・ハマウド・ミヤコジマソウ・ハマボッス・コウライシバなどの草本の群落など、亜熱帯地方の風衝地に特有の植物群落が見られる。とりわけ、テンノウメ群落は北東海岸の急崖部上面の縁辺を這うように生育し、その分布面積は他に類例を見ないほど大規模である。また、テンジクナスビ・ミヤコジマソウ・ミヤコジマツルマメなどの草本類は、生育地の北限を示すものとして貴重である。

東平安名崎に関連して、悲恋の故に岬の崖から海波に身を投げたという女性の話が語り伝えられている。岬の北西約6kmに位置する野城の按司は、妻子を持つ身でありながら、平安名(ピャウナ)に住み機を織る美しい娘マムヤと恋に落ちた。しかし、叶わぬ恋に身を儚んだマムヤは岬の岩陰に身を隠して機を織り続け、探し求める按司を振り切って、ついに崖から海波に身を投げたという。現在でも宮古島にはマムヤを謳った古謡や民謡が伝えられているほか、岬の北東岸の崖地にはマムヤが身を潜めて機を織り続けたとされる小洞穴や彼女の墓地と伝えられる岩陰墓などが残されている。

以上のように、東平安名崎は、琉球石灰岩から成る海食崖に囲まれ、固有の風衝植物群落が展開する独特の自然環境を持ち、その優れた風致景観は宮古島の按司と美しい娘との恋にまつわる悲しい伝承を生んだ。宮古島の風土的特色を代表する景勝地として、東平安名崎が持つ観賞上又は学術上の価値は高く、よって名勝に指定し保護を図ろうとするものである。

                      

沖縄県 宮古島市 伊良部大橋

Irabu-oohashi ,Miyakojima city,Okinawa pref.

沖縄県宮古島市伊良部

宮古島と伊良部島とを結ぶ橋。中央部分が高くなっており船の通行に便をはかっているが、一方でこの部分に数台車を止めるスペースが路肩にあり、観光客にも配慮している。

2015年1月31日16時に供用開始。全長3,540m,通行料金を徴収しない橋としては日本最長。

全体では、アクアブリッジ(4384m),明石海峡大橋(3911m),関西国際空港連絡橋(3750m)に次ぐ国内4位の長さとなっている。(2015.10現在)。

上部工形式:PC連続桁橋(一般部)、鋼中路アーチ強(主航路部)、中空床版(取付部橋梁)

下部工形式:RC壁式橋脚、逆T式橋台

延長:6500m(本橋部3540m、海中道路600m、取付橋梁170m、取付道路2190m)

幅員:橋梁部8.5m、道路部14.5m

路線名:一般県道平良下地島空港線

(沖縄県のHP およびwikipediaによる

           

沖縄県 宮古島市 池間島

Ikemajimai ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.6 撮影

沖縄県宮古島市池間

宮古島市の北にある島。1992年に完成した池間大橋(全長1425m)により宮古島とつながっている。この島の北側沖にある八重干瀬(やびじ)と呼ばれる大規模なサンゴ礁があることでも有名。

島の内部には沖縄県最大の湿原があり池間湿原と呼ばれる。

 

池間大橋とその周辺の景観

                

北側の浜、カギンミ(通称「ロープ」)。ロープでしか浜に出入りできない、設備は一切ない。

      

池間湿原付近

   

沖縄県 宮古島市 下地島/伊良部島周回

Round roads of Shimojishima and Irabujima ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.5-7 撮影

沖縄県宮古島市伊良部

下地島にはエアライン用の訓練用空港が設置されているが、2015年現在JAL,ANAは撤退しRAC(琉球コミュータ)と海上保安庁の小型機のみが訓練を行っている。現在下地島では空港を利用したリゾート開発が計画されている。

伊良部島は現在は美しい海とサシバの渡りポイントとして宣伝されてはいるが、訪れる人は多くはない印象がある。サトウキビ畑が目に付く。農業用水は宮古島の地下ダムから伊良部大橋経由で安定供給されるようになったという。TPP大筋合意でも国内のサトウキビ産業はほぼ守られたようで当面はこの景観が続くと思われる。

 

下地島空港北部 海が美しい

     

佐和田の浜 伊良部の代表的海水浴場の一つ

     

白鳥崎 夕日の景観が素晴らしいと言われる。サシバ観察のポイントの一つ。

      

フナウサギバナタ 巨大なサシバモニュメントがある。海の景観がいい。

         

野鳥観察園付近のヒルギ林 汽水域になっており野鳥の観察に好適。

                                 

牧山展望台 伊良部大橋を含む海の景観がいい。サシバの観察ポイントの一つ。

      

沖縄県 宮古島市 渡口の浜

Toguchinohama,Irabujima ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.5 撮影

沖縄県宮古島市伊良部字伊良部

伊良部島の西南部にある浜。長い白砂の浜と透明度の高い海が美しい。

          

沖縄県 宮古島市 下地島の通り池

Toori-ike of Shimojishima ,Miyakojima city,Okinawa pref.

沖縄県宮古島市伊良部字佐和田

国指定名勝・天然記念物 指定年月日: 2006.07.28(平成18.07.28)

下地島の西海岸にあって、海と海中の洞窟で連結している二つの池。すっぱりと切り落としたような崖で囲まれて水面下でつながっているあたりが興味を引く。自然の匠を感じ、どこか礼文島の桃岩の景観を連想させる。

国指定文化財等データベース解説文:

宮古島西方の伊良部島に近接する下地島は、全域が琉球石灰岩に覆われた低平な小島で、長径約5km、短径約2.8kmの楕円形を成す。特に島の西側には標高8〜15mのカルスト地形から成る海岸段丘が発達し、複雑な海岸線が展開している。通り池は、そのような海岸地形にあって、ドリーネが連結することにより形成された大小2つの円形池である。

 通り池は、海霊の化身である人面魚を釣ったために、罰を受けて津波により陥没した漁師の屋敷跡であると言い伝えられているほか、継子と取り違えて実子を池に投げ捨ててしまった罪深き母親にまつわる逸話なども残されている。

 琉球石灰岩から成る亜熱帯地方のカルスト地形の海岸地域に雨水や海波の浸食が形成した独特の凹地で、絶壁に囲まれた独特の風情と淵のような美しい水面を持つことから、様々な神秘的な伝承に彩られた景勝地として親しまれてきた。琉球石灰岩から成る洞穴及び水面としての観賞上又は学術上の価値のみならず、その形成の過程が示す学術上の価値はともに高い

                     

沖縄県 宮古島市 下地島中の島ビーチ

Nakanoshima-beach,Shimojishima ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.5 撮影

沖縄県宮古島市伊良部佐和田

下地島の西端にあたる浜。魚が多くシュノーケリングポイントとして有名,景観もよい。設備は一切なく海に入るには近くの渡口の浜等で水着に着かえてクルマで訪れる必要がある。

             

沖縄県 宮古島市 来間島(くりまじま)

Kurima-jima ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.6 撮影

沖縄県宮古島市来間

宮古島市の南西にある島。1995年に完成した来間大橋(全長1690m、農道橋としては日本最長)により宮古島と結ばれている。

 

竜宮城展望台とそこからの景観

              

沖縄県 宮古島市 砂山ビーチ

Sunayama-beach ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.6 撮影

沖縄県宮古島市字荷川取705

宮古島市の西北にあたる浜。奇岩と海の眺めが素晴らしいが広い浜ではない。駐車場から砂山を越えて浜に至るためこの名がある。

        

沖縄県 宮古島市 南部海岸

South shore ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.4-7 撮影

沖縄県宮古島市上野 周辺

宮古島南部のドイツ村周辺の海岸はリゾート開発されているが魚や野鳥の観察にも好適な環境を与えている。

 

シギラビーチ

   

ドイツ村海岸

                                  

イムギャーマリンガーデン

     

シギラリゾート

                  

海中遊覧船

                                                   

入江橋付近

                      

沖縄県 宮古島市 大野山林

Oono-sanrin ,Miyakojima city,Okinawa pref.

2015.10.6 撮影

沖縄県宮古島市平良字東仲宗根

宮古島市の最大の森林で市の中心部から北東に4km程のところにある宮古青少年の家を含む一帯を指す。中にある小池は渡り鳥が間近に見られることでも知られており7月頃のシーズンには多くのバードウォッチャーが訪れる。

今回訪問時は時期がずれており目立った野鳥は見られなかった。

            

source movie

近くに宮古島総合博物館もあり興味深い展示があるが写真撮影は禁じられている。

       

沖縄県 宮古島市 豊見親墓(とぅゆみゃばか)

Touyumya-baka ,Miyakojima city,Okinawa pref.

沖縄県宮古島市平良西仲宗根3-4

国指定重要文化財 重文指定年月日: 1993.04.20(平成5.04.20)

宮古島市の中心部である平良にあり、14世紀に宮古島を統一した目黒盛豊見親の子孫一族で宮古島の支配者となった忠導氏一族の墓。宮古島特有の形式をしている。周りには現在の墓もあるが内地の墓の形式に比し大きく堅牢な石屋のような形をしていてしっかりした墓を作る伝統は今も伝えられている感じがする。

(以下 宮古島市教育委員会の説明文による)

15世紀末から16世紀初にかけて、宮古の支配者として君臨した仲宗根豊見親が、父・真誉の子(まゆのふぁ)豊見親の霊をとむらうために、築造したと伝えられている。宮古在来の“みゃーか”と沖縄本島風の横穴式の折衷様式で、沖縄本島と宮古のしげき文化の交流を裏づける代表的な墳墓である。

豊見親墓は3つの墓から構成されている。1つは「仲宗根豊見親の墓」で、15世紀末から16世紀初めにかけて宮古の首長を務めた仲宗根豊見親を初めとする忠導氏一門(ちゅうどううじいちもん)が祀(まつ)られている。

2つめは「知利真良豊見親(ちりまらとぅゅみゃ)の墓」で、仲宗根豊見親の三男で宮金氏一門(みやがねうじいちもん)の墓、子孫の平良の頭・宮金氏寛富が1750(乾隆15)年頃造ったと伝えられている。

3つめは、「あとんま墓」で忠導氏の継室(けいしつ)が祀られている。

これらの墓の特徴は、墓の入口正面に「つんぷん」(ひんぷん)があることと、墓室の上部に、短い石柱が立ち並んでいることである。石柱の上端には凹状の欠きこみ部があり、祭祀(さいし)のときは、凹みの部分に桁木をのせ、梁をかけ、屋根を覆うことができる。このような独特な構造の墓は県内他の地域ではみられず、貴重なものである。

国指定文化財等データベース解説文: 豊見親墓は、仲宗根豊見親を始祖とする忠導氏にゆかりのある墓で、宮古島の西北の平良湾に臨んだ墓地にある。仲宗根豊見親は、十五世紀末〜十六世紀初に宮古の首長をつとめた人物で、知利真良豊見親はその三男である。あとんま墓は、忠導氏一門の後妻を祀っている。

 仲宗根豊見親の墓、知利真良豊見親の墓は、十八世紀中期に築造された巨大な石造墳墓で、宮古島を代表する石造建築として価値が高い。あとんま墓は、十九世紀前期の築造で、岩盤を利用した石造技法にみるべきものがある。

   

仲宗根豊見親の墓 (なかそねとぅゆみゃのはか)

          

あとんま墓

       

知利真良豊見親の墓(ちりまらとぅゆみゃのはか)

         

周囲の墓

     


Mar.2006 撮影:さちおさん 多良間から石垣

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