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沖縄県恩納村 琉球村
Ryukyumura,Onna Village,Okinawa
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May.15.2015 中山辰夫

沖縄県恩納村字山田1130 戦前の琉球住民の生活様式を紹介するのが民俗村・琉球村である。海に面していない谷間の平地と丘陵に設置されている。
園内には、県内各地から移築された築80年以上の古民家が数多くあり、そのうちのいくつかは国登録有形文化財に指定されている。
それら古民家を並べる。古の琉球文化を知る場でもある。
位置

琉球村MAP

アプローチ
旧仲宗根家 (1804年建立 築211年)

旧中曽根家は1984(昭和59)年、読谷村座喜味より移築された築200年以上経過している沖縄での一般的民家。仲宗根家は、座喜味村発祥の「七家」のひとつに数えられる旧家。
沖縄の一般的な建物とはいえ屋根の赤瓦の上にはシーサーが守り神のように乗っており、床下の通気口部分がひし形、高床式の倉庫も見ごたえがある。 旧国場家 (1928年建立 築約87年)

沖縄の戦後経済復興を牽引した國場幸太郎氏の生家。古民家の風格に玄関など日本建築の様式が一体となっている民家。 旧玉那覇家 (1891年建立 築124年) 国登録文化財

拝領地名を姓とした首里士族の一族で,18世紀初頭に恩納村に移住と伝える。北西に床と仏壇をもつ一番座と二番座を並べ,西側に裏座,南方に三番座と台所を配する。桁行7間,梁間3間,寄棟造,赤瓦葺の木造平屋建で,東と北に雨端を廻した伝統的形式をとる。 旧平田家フール (1898年建立 築117年)国登録文化財

琉球村中央部東端近くの斜面下に移設されている。フールは便所と豚の飼育場を兼ねたもので,琉球石灰岩で築く。
外形は約5m×約4mで,東側に飼育場,西側に便所を南北に3連並べる。各飼育場は1.2m×2.4m,深さ0.5mで,東壁にニッチ状の日除けを造る。
沖縄では豚は貴重 旧花城家 (1897年建立 築118年)

1983年、久米島仲里村より移築。一般的民家。カラフルな色使いの紅型や琉球藍染めが体験できる。 旧西石垣家

西石垣家が昭和30年代に買い取って自宅としたもので,桁行4間半、梁行3間半、寄棟造、赤瓦葺の木造平屋建。
間仕切りを取り払い,4方開放型に改造されているが,東・南・北3面に雨端を廻すなど沖縄の伝統的民家形式を伝える 旧島袋家 (1897年建立 築118年)国登録文化財

琉球王府の貢納穀類の秤役を務めた旧家。桁行8間,梁行4間規模,寄棟造,赤瓦葺の木造平屋建で,南西に各4畳半の一番座と二番座を並べ,東側に裏座,北方に三番座と台所を配する。四周にイヌマキの柱に支持された雨端を廻した沖縄の伝統的民家の形式をとる 旧島袋家住宅高倉 (1897年建立 築118年)国登録文化財

穀物類や種類を保存するための高床倉。桁行2.8m,梁間2.1mに4本の丸柱を立て,高さ2.3mに床を張り,寄棟造,茅葺の屋根を架ける。高床は桁行4.3m,梁行3.8m規模である。柱外側の床の傾斜は10〜20度程度で,奄美地方の高倉に近い形式。 旧比嘉家 (1877年建立 築138年) 国登録文化財

琉球建国の神アマミキョに関わる家柄と伝えられ,代々聖地の管理を務め,一番座に聖石を祀るための床の間を設けるのが特徴。
桁行6間半,梁間3間,寄棟造,赤瓦葺の木造平屋建で,南側を三番座と台所とする平面形式をもち,東面北方と北面に雨端を廻す。 旧大城家 (1800年建立 築215年但し不明)国登録文化財

首里士族の家系で,琉球王府の大臣職を務めた与那原家が首里に建設。
桁行7間,梁間3間半規模,寄棟造,赤瓦葺の木造平屋建,東方に各6畳の一番座と二番座とを並べ,その北方に裏座,西方には三番座と台所を配す。東面と南面の雨端を土庇状とするのが特徴。 御嶽と紙アサギ

御嶽は、本土の「鎮守の社」と同じような役割を持つ場所で、神アサギは、神を招きいれ祭事を取り行われる場所とのこと。
神が君臨する場所は、男子禁制だとか。
なんとなく、巫女さんが舞う、神社の祭殿のような場所でしょうか?琉球の信仰を垣間見ることの出来る貴重な建物。



Jan.2007 撮影:さちおさん


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