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大阪府羽曳野市 吉村家住宅

(Yoshimurake, Habikino City, Osaka Pref.)

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吉村家住宅(大阪府羽曳野市島泉町)/重要文化財(建造物)・民家/大阪

羽曳野市島泉5-3-5 吉村家住宅(大阪府羽曳野市島泉町) 主屋 重文 近世以前/民家 江戸前期 江戸前期 桁行41.2m、梁間11.4m、切妻造段違、東端入母屋造、茅及び本瓦葺、四面庇付、本瓦、こけら及び桟瓦葺、玄関附属、こけら葺土塀3棟、古図2枚、中門1棟 19370825

羽曳野市島泉5-3-5 吉村家住宅(大阪府羽曳野市島泉町) 表門 重文 近世以前/民家 江戸後期 寛政10(1798) 長屋門、桁行18.0m、梁間4.0m、入母屋造、茅葺普請勘定帳1冊、普請一件日記2冊 19650529

羽曳野市島泉5-3-5 吉村家住宅(大阪府羽曳野市島泉町) 土蔵 重文 近世以前/民家 江戸後期 江戸後期 土蔵造、桁行11.9m、梁間4.0m、切妻造、西面庇及び制札場附属、本瓦葺 19650529


Sep.2019  酒井英樹

 吉村家は鎌倉時代初期、当地付近に土着した佐々木高綱の子孫と伝えられ、天正19 年(1591)の文書に「まん所」と記され、島泉の百姓の筆頭にあげられており、江戸時代初期には代々庄屋を務めた。正徳年間(1711-1716)以後は丹北郡18村の大庄屋をつとめ幕末に至った。

 昭和12年(1937)に国宝保存法に基づく国宝(現法の文化財保護法に基づく重要文化財に相当)に指定された。民家としては戦前の指定として唯一であった。(民家の重要文化財指定はほぼ全て文化財保護法に基づくものであり、町家である京都市中京区の小川家住宅(通称:二条陣屋 昭和19年(1944)指定)と吉村家住宅が唯一の例外)。

≪主屋≫

 元和元年(1615)の兵火での焼失後、直ちに再建したとみられる。

 整形4間取り形式で、西半に角屋形式で接続する数寄屋風の客座敷(切妻造、茅葺)は17世紀後半まで付加された。

 さらに寛政年間(1789-1801)に大和棟への大改造が行われ、19世紀にも土間周りを改築した。

            

〈内部〉

                                    

≪表門≫

 入母屋造、茅葺の長屋門で、西に伴部屋2室と粕蔵、東に物置1室を構える。中央に両開きの板戸を設け、正面の壁面には与力窓をあける。資料より寛政10年(1798)に建て替えられたことが判明している。

      

≪土蔵≫

 土蔵造、桁行11.9m、梁間4.0m、切妻造、本瓦葺で、西面に庇と制札場を付属する。建築年代は江戸時代末期と推定されている。

     

 

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