大阪府茨木市 地福寺
(Jifukuji Temple, Ibaraki City, )
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府文と市文指定の石造物3基 |
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May 1, 2020 野崎順次 source movie
大阪府茨木市桑原33-15
浄土宗
桑原山 地福寺
(Jifukuji Temple, Ibaraki City, )
説明は全てウィキペディア「地福寺(茨木市)」から引用した;
『桑原山地福寺縁起』によれば、孝徳天皇の御代、中臣鎌足により創建。開基は僧慧隠(恵隠・鎌足の長子定恵の師)。
入鹿暗殺を鎌足が練った所といわれ、毎朝天を拝して蘇我氏打倒を祈り、ついに東方の阿武山山腹に光明を得て、その目的を達したという。
もと真言宗の寺であったが、衰退し、天正年間(1573~92年)恵誉流念和尚が再興し、浄土宗に転じる。
安威川ダム事業により、水没地となるため、西方高台の代替地に移転となり、平成15年(2003年)に新築。
縁起に「摂州島下郡桑原山地福寺は大織冠鎌足大臣の草創なり。本尊は千手大悲観世音菩薩長弐尺五寸、両脇は不動、毘沙門いずれも春日明神の御作なり。又、鎌足大臣親筆の影像あり。中尊は鎌足大臣、左は定恵和尚、右は淡海公なり。」とあり、千手千眼観音立像と大織冠像が遺されている。
現在、阿弥陀如来を本尊とす。
山門の横に石造物が4基並ぶ。そのうち3基が指定文化財である。
府文 石造五重塔
「敬白 奉立石塔一基 冶徳参年(1308年)参月十九日 願主比丘尼生阿□□」と、基礎正面に4行の造立銘がある。
地上高2m、初重四面に舟型に掘り込んだ中に如来形の座像が刻まれた、地元の花崗岩で造られた鎌倉時代の作。
市文 天正八年(1580年)銘六地蔵板碑
地上高116cm、幅63cm、厚27cm。 上部に弥陀、下2段に六地蔵座像を刻む。
外枠左右に「天正八庚辰 施主」・「十一月廿四日」と刻銘。
市文 天正九年(1581年)銘十三仏板碑
地上高113cm、幅64cm、厚30cm。 板状舟形の地元の花崗岩に、頂上に天蓋を頂く虚空蔵、その下に3体ずつ4段に仏が刻まれている。 市内唯一の十三仏。
その他境内
周辺
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