大阪府池田市 池田城跡
Ikeda Castle,Ikeda city,Osaka
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April.21.2018 中山辰夫
池田市城山町3
池田城は、室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯などを支配していた地方豪族池田氏の居城であった。
池田市城山町周辺の標高50mの高台に位置し、五月山の南麓の東西に延びる尾根を利用し、西側には崖、北側には杉ヶ谷川を取り入れ、東、南には堀(最大幅で25.7m、深さ6.5mという大規模なもの)と土塁を配置し防御効果を高めた、畿内でも屈指の規模を誇った城郭として知られている。
池田城は摂津三守護のひとりである池田勝正の後は、勝正を追放した荒木村重が伊丹城(有岡城)に移るまで居城とした。
その村重が織田信長に謀反を起こした際には池田城には織田軍の陣が張られた。
1989年(平成元年)から4年にわたる大規模な発掘調査が実施され、井戸跡や礎石跡など多くの遺構、遺物が発見された。
現在、城址は池田城跡公園として整備されており、模擬大手門や模擬櫓台などの施設が建てられている。
モウギ大手門と復興虎口
公園として整備を進め、2000 (平成12)年4月にオープンした。
園内からの眺めは、池田市街地はもちろんのこと、阪神高速道路の新猪名川大橋(通称ビッグハープ)が一望できる。
五月山
五月山は市の中央部にある標高315mの山。公園化され、桜、ツツジ、紅葉の名所となっている。 また、ハイキングコース・動物園・都市緑化植物園などの施設もある。
展望台が数か所設置されており、夜景の素晴らしさは有名。大阪平野が一望に見渡せる。
秀望台・他
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