大阪府和泉市 和泉市久保惣記念美術館
(Izumi City Kuboso Memorial Meseum of Art, Izumi City, Osaka Pref.)
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October 9, 2021 野崎順次
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大阪府和泉市内田町三丁目6番12号
和泉市久保惣記念美術館
(Izumi City Kuboso Memorial Meseum of
Art, Izumi City, Osaka Pref.))
主な説明は本美術館公式ウェブサイトからの引用です。
和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に開館した和泉市立の美術館です。日本と中国の絵画、書、工芸品など東洋古美術を主に約11,000点を所蔵し、所蔵品をいかした年5回の企画展と年1回の独自企画の特別展を開催しています。さらに、展覧会以外にも、茶会やコンサート、市民による作品展など、市民の創作活動並びに発表の機会と場を提供し、市の文化振興につとめています。
「久保惣」(久保惣株式会社)は、明治時代からおよそ100年にわたり綿業を営み、泉州有数の企業として大きく発展しました。
初代久保惣太郎氏(1863-1928)が明治19年(1886)に創業し、二代惣太郎氏(1889-1944)、忠清氏(1900-1954)、三代惣太郎氏(1926-1984)と引き継がれ、地元和泉市の発展に大きく寄与しました。昭和52年の廃業を機に三代惣太郎氏が代表して、所縁の地である和泉市の地域文化発展と地元への報恩の意を込め、美術品、および美術館の建物、敷地、基金が和泉市へ寄贈され、昭和57年10月に、寄贈者を顕彰する館名をつけ、久保家旧本宅跡地に開館したのが「和泉市久保惣記念美術館」です。
開館以降、五代目代表者で当館名誉館長久保恒彦氏によって、平成9年には美術館新館が寄贈され、その後も、久保家や久保惣の関係者から、音楽ホール、市民ギャラリー、市民創作教室、研究棟が追贈され、約5,000坪の敷地を有する今の姿に至っています。
エントランス(新館)
現地説明板と特別展「土佐派と住吉派 其の二」パンフレット
新館
平成10年4月に開館した新館には、2室の展示室があり、中国の工芸品と西洋近代美術を展示しています。ティールーム、ミュージアムショップなどがあります。入館受付は新館で行っています。
新館外部と庭園
本館の方へ
和泉市久保惣市民ギャラリー(白壁の蔵3棟)
平成11年にオープンしました。絵画、書、陶芸、写真などの作品展、生け花展など、創作活動の発表の場として市民に活用されています。
和泉市久保惣市民ホール(Eiホール)
収容数120席の音楽ホールです。ミュージアムコンサートなどの演奏会や講演会などの会場として用いられています。「Ei(アイ)」とはドイツ語で卵を意味し、また、「Ei」の言葉の響きから、愛・会う・私・和泉市の頭文字という意味も指しています。
本館
展示室4室とラウンジがあります。そのうち3室の企画展示室は、特別展、特別陳列、常設展に用いられています。
茶室への道
太鼓橋の向こうにある惣庵(非公開)と聴泉亭は、昭和12から15年にかけて、二代目久保惣太郎氏が、表千家不審菴、残月亭を写して建てた茶室で本館と同時に和泉市に寄贈されました。平成18年、国の登録有形文化財建造物に選ばれました。現在耐震等調査のため、公開を中止しています。
帰途、道路側から見る。新館と和泉市久保惣市民ギャラリー(白壁の蔵3棟)
和泉市久保惣市民ホール(Eiホール)あたり
本館がどっしりと構えている。
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