大阪府泉大津市 東雲公園
( Shinonome Park, Izumiotsu City, Osaka Pref.)
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May 28, 2022 野崎順次 source movie
大阪府泉大津市東雲町9
東雲公園
吉泉庭・悠泉庭
(Kichisentei Garden and Yusentei Garden in
Shinonome Park, Izumiotsu City, Osaka Pref.)
神谷昇泉大津市長に依頼されていた「歴史文化を継承し育むこと」を目的とした泉大津市政70周年*記念モニュメントに、最も相応しいのではと、早速、神谷昇市長にご相談したところ快諾をいただき、泉大津市制70周年記念事業庭園として整備が決定した。
作庭当初の姿の北側「吉泉庭園」は、旧有吉邸庭園(重森三玲作庭)として泉大津市に寄贈、移築保存整備を行い、南側「有心庭」は、二度作り替えが行われていたので、石材だけ
を寄贈していただき、新たに「悠泉庭」として作庭を行った。
(大阪芸術大学 福原成雄「泉大津市制70周年記念庭園庭園について」より)
*2012年(平成24年)
吉泉庭 移築前の解説(移築後は方向が右に45度振れている)
「吉泉庭」は、作庭当初の姿で維持管理が行われており、 北東角から西、南に向かって築山を連続させ、一段高い北東
角に滝を感じさせる豪快な重森三玲独特の青石による大胆
な傾きの立て石組が目線を引きつけている。要所要所に三尊石的な小降りの立て石組、枯れ流れには舟石が蓬莱山を目指
して進んでいる姿が空間を引き締めていた。山の景色、出島、川の景色を作り上げている。東西に向かってタマリュウ(作庭
当初はコケ)で縁取られた優美な護岸の曲線美と白川砂の枯れ流れ、そして建物際の犬走りから広がりを持たせた部分は、目地を朱にした青小板石敷に飛石が打たれている。建物と
調和のとれた文化財的価値を有する個人住宅庭園であった。
(大阪芸術大学 福原成雄「泉大津市制70周年記念庭園庭園について」より)
悠泉庭
有心庭の石材を使用し、福原成雄が作庭
既存の庭園
東雲公園内には既に1983年、元大阪府立園芸高等学教員であった故吉田徳治が施工指導を行った滝、流れによる回遊式日本庭園が市役所北側に作られており、憩いの場所として市民に広く活用され(以下省略)
(大阪芸術大学 福原成雄「泉大津市制70周年記念庭園庭園について」より)
その他
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