大阪府門真市 薫葢クス
(Kungai Camphor Tree, Kadoma City, Osaka Pref.)
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神社を覆う巨大クスノキ、幹回り13.1メートル |
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大阪府門真市三ツ島1374 三島神社境内
薫葢クス
(KUNGAI Great Camphor Tree, Kadoma City, Osaka Pref.)
国天然記念物
三島神社が位置する三ツ島地区は門真市の南部にあり、かつて三ツ島村と称していた。この付近は淀川にも遠くない温暖で平坦な低湿地であり、クスノキの生育に適しているため多くの大木が見られる。三島神社はかつて山王権現と呼ばれた付近の氏神であり、天照皇大神・大己貴命・素盞嗚尊の三神を祀っている。
この木は社殿に接するように根を下ろし、少し離れて眺めると枝葉が神社をすっぽりと覆っているように見えるほどである。幹回りは13.1メートル、樹高は約25メートルを測り、推定の樹齢は1000年以上とされる。木の根元には不規則な凹凸ができていて、黒ずんだ幹にはいくつか大きなこぶがあり、主幹から枝分かれした5本の大枝がうねるように伸びている。枝張りは東西が34メートル、南北が33メートルあり、幹の高さ2メートル付近に注連縄が張られている。注連縄の少し上には大枝と幹のすきまに直径30センチメートルほどの穴があいているのが見え、かつては子供たちの格好の遊び場であったという。大阪府では最大のクスノキであり、日本国内でも有数のものだったため、1938年(昭和13年)5月30日に「樟ノ巨樹トシテ有數ノモノナリ」との理由で国の天然記念物の指定を受けた。
(ウィキペディア「薫葢クス」より)
帰り道の花
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