大阪府柏原市 松岳山古墳
(Matsuokayma Tumulus, Kashihara City, Osaka Pref.)
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主体部が見られる前期後半期古墳 |
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長持形式石棺と立石が露出 |
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April 28, 2018 野崎順次 source movie
大阪府柏原市国分市場1丁目(国分神社)
松岳山古墳
国史跡
大和川左岸、国分神社の奥に広がる丘陵上にある全長約130mの前方後円墳です。この古墳には、円筒埴輪や巨大な鰭付楕円筒埴輪が立てられていました。後円部墳頂には組合式石棺(6枚の石板を組み合せた棺)が露出しています。石棺を覆う竪穴式石室の原状は 不明ですが、周囲に板石が大量に散乱する現状から石室は墳丘上に積石塚のように築かれていたと推定されます。石棺の南北には大板石が立てられています。南の立石は高さ2.3m、幅1.4m、北の立石は高さが1.8m、幅が1.4mで南立石には1箇所、北立石には2箇所の円孔があります。立石の用途や何のた めの孔なのかは不明(謎)です。古墳からは銅鏡、装飾品、武器、農工具、土器、埴輪など様々な遺物の出土が知られています。周辺丘陵には10基近くの小さな円墳や方墳がありましたが、この松岳山古墳と隣接する茶臼塚古墳以外の古墳は昭和30年前後の宅地造成などにより消滅しました。周辺の古墳や丘陵地からは国宝の「船氏王後墓誌」や重要文化財の三角縁神獣鏡、歯車形碧玉製品、など多くの貴重な資料が出土したと伝えられています。
(柏原市ウェブサイトより)
アプローチ、近鉄河内国分駅から奈良街道を横切り、大和川左岸を東に歩く。
国分神社の横から墳丘くびれ部に登る。
さらに後円部に登る。
後円部墳頂の主体部
帰途、松岳山古墳のある山と反対側の玉手山丘陵
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