大阪府河内長野市 山本家住宅
(Yamamoto House, Kawachinagano City, Osaka Pref.)
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河内長野市小深360-甲 山本家住宅(大阪府河内長野市小深) 重文 近世以前/民家 江戸中期 江戸中期 桁行13.6m、梁間9.7m、入母屋造、茅葺 19690620
大阪府河内長野市小深
撮影日: 2012年8月18日
山本家住宅は、河内長野駅から国道310号沿いに奈良県境に向かって8kmほど進んだ山あいの小深の里にある。当家は江戸時代に庄屋役をつとめており、この地の藩主が鷹狩りを行った際に本陣になったと伝えられている。この建物は、17世紀中ごろに建てられたと考えられ、当時の姿をよく留めている。
アプローチ
河内長野駅からバスで小深で降りる。少しひんやりする。25℃だった。マスの釣り堀やつかみ取りがある。石見川を少し遡ると小深の村落で、向かって左の坂道を登る。
国重文 山本家住宅 江戸中期
桁行七間(13.6m)、梁間四間(9.7m)、身舎梁間三間半、入母屋造、茅葺、平入住宅。
内部は入って右側に土間、左側に部屋が田の字形に配置されている。土間には、ウチニワ(内庭)、マヤ(馬屋)、カマヤ(釜屋)を設ける。各部屋は、クチノマ(口の間)、ザシキ(座敷)、ダイドコ(台所)、ナンド(納戸)と呼ばれる。このような間取や土間の配置方法は、大和・河内の民家によく見られる。
正面
内部
右手の裏に回ってみる。
参考資料
河内長野市わがまち文化財探訪
国指定文化財等データベース
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