大阪府能勢町 丸山城跡
(Remains of Maruyama Castle, Nose Town, Osaka Pref.)
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source movie May 6
source movie June 2
大阪府豊能郡能勢町地黄
地黄古城 丸山城跡
規模 200m x 120m
標高 281m 比高 50m
遺構 土塁、虎口、立土塁、削平地、井戸、堅堀、空堀、堀切
この丸山城は長元年間(1028−37)源頼光の子頼国が摂津から丹波へ通じる交通の要所であるこの地に城を築き能勢氏を称し代々ここを居城とした。
城郭は北から南へのビル尾根の先端を深い堀切を設け、尾根を区切り、北より本丸、二ノ丸、三ノ丸、廊など一列に並び細長くなっている。
史跡は中世の築城様式特有の土塁、竪堀、空堀帯、曲輪等が設けられ防御に優れた山城で幾度も戦いが繰り返されたが、その都度退け、500年余り守り続けた遺構が原形のままで残されている。
(現地説明板より)
東から見た全景
南−西から見る。石塔のあるのが大手口。
東側の急坂を上る。途中に土塁。
南端の三ノ丸から神社のある二ノ丸
二ノ丸帯曲輪と一段高い本丸
本丸と隅櫓跡
帯曲輪から北側の見張櫓跡(狼煙台跡)
本丸(右)と東側の帯曲輪
丸山城跡から見た地黄の集落
丸山城跡の大手口には二つの石塔が置かれている。
府文 石造九重塔 鎌倉 弘安十一年(1288) 花崗岩製 総高 309.4cm
能勢町内の石造文化財中最古であり、唯一の重要視される九重塔である。相輪が九輪の五輪目を残し、その上が欠失して下に転落しているが、請花・宝珠の通常のものとはちがい、水煙と龍車の本格的なものである。各面に月輪を造らず、直接金剛開四仏(ウーン、タラーク、キリーク、アク)の種子を配している。この手法は、おそらく大和西大寺に属する名工石大工集団の制作だろう。
(現地説明板)
宝篋印塔 南北朝前期 延文五年(1360)、花崗岩、高さ 137cm
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