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大阪府大阪市天王寺区 慶沢園

(Keitakuen Garden, Tennojiku, Osaka City, Osaka Pref.)

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May 17, 2025 野崎順次 source movie

大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1
慶沢園


大阪市は、令和7年3月1日(土曜日)に天王寺公園内の慶沢園をリニューアルオープンします。隣接する地方独立行政法人 大阪市博物館機構 大阪市立美術館(以下「美術館」という。)との一体的な活用を図るために、令和6年4月より実施していた改修工事が完了予定です。
天王寺公園内の慶沢園は、住友家15代当主吉左衞門(春翠)の、茶臼山本邸の庭園として、明治41年(1908年)から大正7年(1918年)にかけて造営された大阪市指定文化財の日本庭園です。作庭家の第7代小川治兵衞(植治)は、京都の平安神宮神苑や名勝無鄰菴などを手掛けた近代日本庭園を代表する造園家です。大正15年(1926年)に住友家から大阪市に寄贈され、一般に公開されています。
本庭園は、大名庭園風の林泉回遊式庭園で、白い石の州浜を前景に、大きく広がる大池と、その中央に浮かぶ黒松を配した中島や点々と浮かぶ岩島の様子は、大海を彷彿とさせます。それらの様子や北東の築山、その麓の大きな滝、四阿(あずまや)などを、池を眺めながら回遊できる庭園です。
(大阪市公式ウェブサイト、慶沢園のリニューアルオープンについて、2025年2月3日)

現地説明板と出入口(南門)

    

庭園、時計と反対回りに池をめぐる。

                                              

 


August 11, 2016 野崎順次 source movie

もと住友家茶臼山本邸内の庭園で、木津聿斉(きづいっさい)の設計にて、京都の名庭園師小川治兵衛の手により明治四十一年に着工し、大正七年に完成した。

その後、大正十年に住友家の転宅とともに昭和元年に慶沢園を含む茶臼山一帯の土地を大阪市に寄付され、天王寺公園の一部となった。

名の由来は、伏見宮貞愛親王から賜ったもので、初め「恵沢」の名を用い「照代之恩恵、祖先の余沢」の意より出たもので、大正七年五月に「慶沢園」の字に改められた。

(現地説明板)

パンフレットと現地説明板

     

庭園

                                                                                        

 

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