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大阪府大阪市北区 大阪中之島美術館

(Nakanoshima Museum of Art, Osaka (NAKKA), Kitaku, Osaka City, Osaka Pref.)

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May 13 and 14, 2023 野崎順次 source movie(May 13) source movie(May 14)

大阪府大阪市北区中之島4-3-1

2022年2月2日にオープンした。愛称はNAKKA。

発注者: 大阪市
設計者: 大阪市都市整備局企画部公共建築課と遠藤克彦建築研究所
施工者: 錢高組・大鉄工業・藤木工務店JV
PFI事業者: 朝日ビルディング(大阪市)
敷地面積: 約1万2871m2
延べ面積: 約2万12m2
構造など:  鉄骨造、地上5階建て、高さ約36.9m

建物をつらぬく「パッサージュ」
大阪中之島美術館の建築の核となる思想は「パッサージュ」です。「パッサージュ passage」とは、フランス語で歩行者専用のアーケードで囲われた通路や自由に歩ける小径のこと。大阪市が実施した公募型設計競技では、美術館の核となる場所「パッサージュ」を「展覧会入場者だけでなく幅広い世代の人が誰でも気軽に自由に訪れることのできる賑わいのあるオープンな屋内空間」として提案を求めました。
この設計コンペには海外からを含む多くの参加者からの設計提案がありましたが、その中から3度にわたる審査を経て選ばれたのが遠藤克彦氏による提案でした。その提案の核となる「さまざまな人と活動が交錯する都市のような美術館」におけるパッサージュは、建物の「spine=背骨」であり、1–5階までの吹き抜け天井から柔らかく光が降り注ぐ立体的な空間として美術館の中心に位置付けられています。
大阪中之島美術館にとってパッサージュとは、誰もが気軽にアクセスでき、訪れる人にとって居心地の良い場所。美術館に興味がある人も、ない人も、誰もが自分の「居場所」を見い出せるような存在となる場所を象徴しています。大阪のまちを移動する人びとが通り抜け、そこはときにアートを体感できる、アートの活動拠点となり、さまざまな活動ができる流動的な空間となります。そして、建物の内と外を融合する空間でもあります。
(大阪中之島美術館公式ウェブサイト)
    


建物外観はブラックキューブ
                                   


内部はパッサージュ、2Fと1F
                                             

4Fから2F
                 


開館一周年記念特別展「佐伯祐三 - 自画像としての風景
         


自画像
               


風景 勝浦、河内打上など
            


下落合、滞船
                     


親しい人々の肖像、静物画
                    


フランスとイタリア
                           

パリ
                                                                       

第三章 ヴィリエ=シュル=モラン
                                         


事務局用

 

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