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大阪府大阪市北区 大阪駅前地下道

(Underground Avenu of Osaka Station, Kita-ku, Osaka City, Osaka Pref.)

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戦後闇市文化の名残り
Nature
 
Water
 
Flower
 
Culture
戦後以来の庶民の居酒屋
Facility
 
Food  安くてうまかった。


June 11, 12, 14,18, 2015 野崎順次

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大阪府大阪市北区

大阪・梅田の大阪駅前地下道の老舗串カツ店「松葉」など5店が大阪市に立ち退きを命じられた問題で、松葉とチケットショップの2店が16日、自主退去する考えを市に伝えた。松葉の西約200メートルにある「ぶらり横丁」の飲食店3店も毎日新聞の取材に対し、同日で営業を終え閉店する方針を明らかにした。これで5店全てが立ち退くことが決まった。

(中略)

市は終戦直後、闇市が立った地下道の環境改善のため、道路占用許可を取得した業者のみ営業を認めてきた。しかし、阪神百貨店の建て替えに合わせて地下道の拡幅が決まり、市は昨年9月で占用許可を打ち切った。許可を得ていた21店の大半が立ち退いたが、松葉など5店は営業を継続。市は「工事の支障になる」として、行政代執行法に基づき、週内にも強制撤去に踏み切る方針だった。

(毎日新聞2015年6月17日より)

大阪駅南口の高層ビル群の地下に残っていた「戦後」である。ほぼ70年の歴史の幕を閉じた。昔から、松葉では混んでくると、客は右肩だけをカウンター側に向けて斜めに立つことを強制された。それは「ダークダックス」と呼ばれ、大阪人で知らない人は少なかった。ぶらり横丁は極めて庶民的な飲み屋横丁で、戦後の闇市の流れを伝える。これらの最後の日々を撮影した。

地下道拡幅工事の表示

松葉

6月11日、開店時間前、見物人が多い。

6月12日、立ち退き拒否報道で最近は客が増えたようだ。

6月14日、自主立ち退き決定後、

ぶらり横丁

6月11日、昼間に見に行った。

同日、夕方に行って、七福神で串カツを食べた。美味しかった。

6月18日、自主立ち退きの整理中

アリバイ横丁、全国都道府県物産店が並んでいた通りであるが、時代とともに減り続け、

昨年の3月に残った3店も立ち退いた。

6月11日

6月18日

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