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大阪府大阪市住吉区 住吉大社

Sumiyoshitaisha,Sumiyoshiku,Osaka city,Osaka

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大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 南門 重文 近世以前/神社 桃山 慶長12(1607) 四脚門、切妻造、本瓦葺 19740521

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 東楽所 重文 近世以前/神社 桃山 慶長12(1607) 桁行十一間、梁間二間、一重、東面入母屋造、西面切妻造、本瓦葺 19740521

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 西楽所 重文 近世以前/神社 桃山 慶長12(1607) 桁行五間、梁間二間、一重、西面入母屋造、東面切妻造、本瓦葺 19740521

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 石舞台 重文 近世以前/その他 桃山 慶長12(1607) 石造桁橋及び石造高舞台、木造高欄付 19740521

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 幣殿および渡殿(第一殿) 重文 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 幣殿 桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風幣殿 桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、渡殿 桁行二間、梁間一間、両 下造、檜皮葺、鳥居付 住吉松葉大記19冊 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 幣殿および渡殿(第二殿) 重文 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 幣殿及び渡殿(第三殿) 重文 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 幣殿及び拝殿(第四殿) 重文 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 南高蔵 重文 近世以前/神社 桃山 慶長12(1607) 桁行三間、梁間二間、板倉、寄棟造、本瓦葺 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 北高蔵 重文 近世以前/神社 桃山 慶長12(1607) 桁行三間、梁間二間、板倉、寄棟造、本瓦葺 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 摂社大海神社幣殿及び渡殿 重文 近世以前/神社 江戸中期 宝永5(1708) 幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、檜皮葺、渡殿 桁行二間、梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 摂社大海神社西門 重文 近世以前/神社 江戸前期 江戸前期 四脚門、切妻造、本瓦葺 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社 末社招魂社本殿(護摩堂) 重文 近世以前/神社 江戸前期 元和5(1619) 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺 20101224

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社摂社大海神社本殿 重文 近世以前/神社 江戸中期 宝永5(1708) 住吉造、檜皮葺 瑞垣及び門 19640526

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社本殿 第一殿 国宝 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 住吉造、檜皮葺 瑞垣及び門 19020417 19531114

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社本殿 第二殿 国宝 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 住吉造、檜皮葺 19020417 19531114

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社本殿 第三殿 国宝 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 住吉造、檜皮葺 19020417 19531114

大阪市住吉区住吉2-9-89 住吉大社本殿 第四殿 国宝 近世以前/神社 江戸後期 文化7(1810) 住吉造、檜皮葺 19020417 19531114


Oct.2012 大野木康夫 

2012.9.29撮影 

住吉大社は古代に起源をもつ古社で、本殿4棟が国宝、ほか4棟が重要文化財に指定されている。

幣殿及び渡殿は、本殿と同じく文化7年(1810)の建築で、割拝殿形式の幣殿と、本殿との間を繋ぐ渡殿からなる。

摂社大海神社の幣殿及び渡殿も同様の形式で、宝永5年(1716)頃の建築とみられる。

これらは、中世から近世にかけて住吉大社の建築が整えられた過程を伝える社殿として重要である。

南高蔵、北高蔵、摂社大海神社西門、末社招魂社本殿は桃山〜江戸初期の建築で、近世の住吉大社の社殿の構成を伝える遺構として価値が高い。

(「文化遺産オンライン」より)

神社周辺

神社東側に池田家住宅(登録有形文化財)がありました。

境内各所

末社招魂社本殿(重要文化財)

元和5(1619)年の建築

桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺

旧住吉神宮寺の護摩堂です。

境内の北東に鎮座しています。

北高蔵(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

桁行三間、梁間二間、板倉、寄棟造、本瓦葺

第一本殿東側に南高蔵と並んで建っています。

南高蔵(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

桁行三間、梁間二間、板倉、寄棟造、本瓦葺

境内中央、神門の中に、同じ造りの本殿が四棟、幣殿及び渡殿に接続して建っています。

これらはかつて式年遷宮で建て替えられていたので、すべて文化7(1810)年の建築です。

第一殿は東に建っています。

幣殿及び渡殿(第一殿)(重要文化財)

文化7(1810)年の建築

幣殿 桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風幣殿 桁行五間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、梁間一間、両 下造、檜皮葺、鳥居付

第一殿の幣殿は、桁行五間と他のものより少し大きくなっています。

本殿第一殿(国宝)

文化7(1810)年の建築

住吉造、檜皮葺

第一殿前から西の眺め

第二殿は真ん中に建っています。

幣殿及び渡殿(第二殿)(重要文化財)

文化7(1810)年の建築

幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付

本殿第二殿(国宝)

文化7(1810)年の建築

住吉造、檜皮葺

第三殿と第四殿は西側に並んで建っています。

第三殿は北側、向かって左側です。

幣殿及び渡殿(第三殿)(重要文化財)

文化7(1810)年の建築

幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居

本殿第三殿(国宝)

文化7(1810)年の建築

住吉造、檜皮葺

第四殿は南側、向かって右側です。

幣殿及び渡殿(第四殿)(重要文化財)

文化7(1810)年の建築

幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付

本殿第四殿(国宝)

文化7(1810)年の建築

幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、 梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付

本殿の南東に石舞台を中心とした舞台施設が完全に残っています。

南門(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

西楽所(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

桁行五間、梁間二間、一重、西面入母屋造、東面切妻造、本瓦葺

南門の左側の建物です。

東楽所(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

桁行十一間、梁間二間、一重、東面入母屋造、西面切妻造、本瓦葺

南門の右側の建物です。

石舞台(重要文化財)

慶長12(1607)年の建築

石造桁橋及び石造高舞台、木造高欄付

南門の北側。池の中ほどに架かる橋の上にしつらえられています。

本殿の北側、駐車場のさらに北西に摂社大海神社が鎮座しています。

摂社大海神社西門(重要文化財)

江戸前期の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

西からの参道に建っています。

本殿、幣殿及び渡殿は、本社のものよりも古いものです。

摂社大海神社幣殿及び渡殿(重要文化財)

宝永5(1708)年の建築

幣殿 桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、檜皮葺、

渡殿 桁行二間、梁間一間、両下造、檜皮葺、鳥居付

摂社大海神社本殿(重要文化財)

宝永5(1708)年の建築

住吉造、檜皮葺


June 2011 酒井英樹

撮影:2007年7月

<本殿(第一殿)>

 正面3間、背面2間、側面4間、組物なし、切妻造、檜皮葺

 三殿西面し縦列する最奥に位置する。住吉造、内部2室

 江戸時代[文化7年(1810)]

<本殿(第二殿)>

 正面3間、背面2間、側面4間、組物なし、切妻造、檜皮葺

 三殿西面し縦列する中央に位置する。住吉造、内部2室

 江戸時代[文化7年(1810)]

<本殿(第三殿)>

 正面3間、背面2間、側面4間、組物なし、切妻造、檜皮葺

 三殿西面し縦列する最前に位置する。住吉造、内部2室

 江戸時代[文化7年(1810)]

<本殿(第四殿)>

 正面3間、背面2間、側面4間、組物なし、切妻造、檜皮葺

 第三殿南に位置し西面する。住吉造、内部2室

 江戸時代[文化7年(1810)]

<摂社大海神社本殿>

 正面1間、背面2間、側面4間、組物なし、切妻造、檜皮葺

 住吉造として本殿より古い、形式・寸法とも本殿と同一、内部2室

 江戸時代[宝永5年(1708)]

<南門>

 四脚門、組物三斗、中備蟇股、妻虹梁蟇股、切妻造、本瓦葺

 桃山時代[慶長12年(1607)]

<石舞台>

 石造桁橋及び高舞台、木造高欄付

 演舞時には木造高欄を立てる。橋の石造高欄は明治期のもの

 桃山時代[慶長12年(1607)]

<東楽所>

 正面11間、側面2間、一重、東面入母屋造、西面切妻造、本瓦葺

 桃山時代[慶長12年(1607)]

<西楽所>

 正面5間、側面2間、一重、西面入母屋造、東面切妻造、本瓦葺

 桃山時代[慶長12年(1607)]


July.2009 撮影/文:野崎順次

大阪市住吉区住吉2丁目9−89

住吉大社

撮影日: 平成21年7月18日、29日、31日

御祭神

第一本宮 底筒男命 (そこつつのをのみこと) 

第二本宮 中筒男命 (なかつつのをのみこと) [三神を総称して住吉大神]

第三本宮 表筒男命 (うわつつのをのみこと)

第四本宮 息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと) [神功皇后]

今から約1800年前、神功皇后は、新羅ご出兵に当たって、住吉大神のご加護を得て大いに国威を輝かせられ、ご凱旋の後、大神のご神託によってこの地にご鎮祭になりました。

皇后の御孫、仁徳天皇が浪速に遷都せられて墨江の津を開港せられ、後に大阪、堺の発展をもたらしましたのは、実にこのときに起因しています。

後、皇后をもあわせお祀り祭申し上げ、住吉四社大明神と崇められ、延喜の制では明神大社に列せられ、摂津国一の宮として聞こえ高く、昭和21年ま官幣大社でありまして、全国二千余に及ぶ住吉神社の総本宮です。

 

路面電車の走る大通りから見ると多くの石塔が目立ちます。大きな石造りの鳥居をくぐって中心部に向かいます。

住吉の象徴として名高い反橋(そりはし)があります。太鼓橋とも呼ばれています。ちょうど神前結婚式の後で新郎新婦が記念撮影をしていました。

国宝 本宮(本殿)。第三本宮の横に第四本宮があります。千木(ちぎ)の上端の切り方以外、四つの本宮は全く同じで、最古の神社建築様式「住吉造」と云われます。

第三本宮の後に第二本宮、さらにその後ろに第一本宮がありますが、いずれも改修中でした。

五所御前、高庫、住吉御文庫です。

舞楽を奏する石舞台、南門とその左右の東楽所と西楽所、いずれも重要文化財です。

神殿。

御田。

境内を通って、再び町中へ。

平成21年7月31日は住吉祭の例大祭で、無形文化財指定である夏越祓神事では、華麗に着飾った夏越女や稚児らが茅の輪をくぐる儀式が行われます。

あいにく、それを見ることはできなかったのですが、準備中の夏越女を始め、境内の様々な夜店、お化け屋敷を撮影しました。

 

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