大阪府堺市南区 法道寺
Houdouji,Sakai city,Osaka
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堺市南区鉢ヶ峯寺401 法道寺食堂 重文 近世以前/寺院 鎌倉後期 鎌倉後期 桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺 19600609
堺市南区鉢ヶ峯寺401 法道寺多宝塔 重文 近世以前/寺院 室町前期 正平23(1368) 三間多宝塔、本瓦葺 19020417
December 28,2019 大野木康夫 source movie
所在地 大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺401
法道寺は元は長福寺といいましたが、九代将軍徳川家重の幼名長福丸と重なったことにより、開基の法道上人にちなんで法道寺と改称されました。
中門
本堂
境内図
大師堂
食堂(重要文化財)
鎌倉後期の建築
桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺
多宝塔(重要文化財)
正平23(1368)年の建築
三間多宝塔、本瓦葺
大阪府堺市南区鉢ヶ峰401
鉢峯山 法道寺
(Hodoji Temple, Minami-ku, Sakai City, Osaka Pref.)
撮影日: 2012年7月1日
天智9年(670)に創建され、天竺(現インド)から来た法道上人が開山したと伝えられる。創建当時は、鉢峰山閑谷院長福寺と号し、子院を49も持つ大寺院だった。寺の名称「法道寺」は、徳川の8代将軍吉宗の嫡男が「長福丸」と名づけられたので、「長福寺」から改名したといわれている。
中門と 金剛力士像(市文 鎌倉 弘安六年 1283)
法量 阿形 296cm、吽形 294cm
国重文 多宝塔 室町前期 正平二十三年(1368)
三間多宝塔、本瓦葺
多宝塔の細部
上重、尾垂木の列がとても美しい。上重は四手先組物で、肘木に鯱の彫り物がしてあり、尾が上の肘木を受ける。亀腹の上に蛙股を配置するのは非常に珍しい意匠である。尾垂木の上で軒を支える邪鬼は、目が大きく彫ってあり顔の部分も大きい。
国重文 食堂 鎌倉後期(1275 - 1332)
桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺、高さ18.63m
僧侶が法会の際に食事などを行った場所で、傾きがゆるやかな屋根や柱上の簡素な組みものなどは、奈良時代以降に日本で展開した建築様式の特徴をもつ。鎌倉時代の食堂は大阪府下では河内長野市の金剛寺とこの建物のわずかに2棟があるだけである。
その他境内、本堂、大師堂など
参考資料
堺市HP
国指定文化財等データベース
日本の塔HP
撮影 Nov.2007
食堂
多宝塔
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