大阪府堺市西区 日部神社
Kusabejinja, Nishiku,Sakai city, Osaka
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堺市西区草部263 日部神社本殿 重文 近世以前/神社 室町前期 室町前期 桁行三間、梁間正面三間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、向拝三間、本瓦葺 19170405
December 28,2019 大野木康夫 source movie
所在地 大阪府堺市西区草部262
日部神社は堺市西区でも高石市に近い草部に鎮座しています。
本殿(重要文化財)
室町前期の建築
桁行三間、梁間正面三間、背面二間、一重、正面切妻造、背面入母屋造、
向拝三間、本瓦葺
明治時代に合祀された八坂神社の本殿を移築したものです。
堺市西区草部262
日部神社
(Kusabejinja Shrine, Nishiku, Sakai City, Osaka Pref.)
撮影日: 2012年9月16日
式内社で日下部祖彦座命を祀る古社である。由緒不詳であるが、当社が「輪の内」より現在地の「寺山」に遷座されたのは明治四十四年十月十三日と明治十二年の神社明細帳に記されている。当神社は神武天皇御東征の砌上陸された日下の蓼津は此の地なりと古事記伝に記されている。重要文化財として石燈籠とご本殿があり、石燈籠は正平二十四年卯月八日の銘がある。楠木正儀氏当地の旧社家大塚氏宅に滞在中、当社に皇室の御安泰を祈願し奉献されたものと伝えられている。
鳥居あたり
市文 日部神社神門 17世紀前半
安土桃山時代の様式を受け継ぐ四脚門である。旧八坂神社の門で、棟の鬼瓦に「貞享元年」(1684)の箆書(へらがき)が見られるものの、建立年代は定かではない。柱上の実肘木や木鼻、控え柱間の中備蟇股などの細部意匠には、輪郭の力強さが認められ、また面取りの大きい控え柱等の軸部が太く安定感に優れている。四脚門の遺構が数少ない大阪府下において、大変貴重な遺構。
拝殿
間口五間、奥行二間、入母屋造、本瓦葺
国重文 日部神社本殿 南北朝
桁行三間、 梁間正面三間、 背面二間一重、正面切妻造、 向拝三間、 本瓦葺
本殿は建築様式や技法、また本殿前にあった石燈籠(重要文化財)に正平24年(1369)の製作年代が刻まれていることなどから、その頃に建立されたと考えられる。正面の蟇股には、祭神である牛頭天王にちなんだ牛、唐獅子、碁を打つ二人の人物、鳩と松、鴛鴦(おしどり)など、さまざまな彫物がある。
瑞垣内で撮影
瑞垣外から
その他境内
参考資料
平成祭データ
堺市HP
撮影:1992年9月
<本殿>
正面3間、背面2間、側面3間、組物出三斗、中備蟇股、二軒繁垂木、入母屋造、本瓦葺
身舎は3×2間の内殿に前室付の形式、向拝1間付で垂木は破風で受ける春日造様
室町時代前期
<本殿蟇股彫刻>
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