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大阪府堺市 桜井神社

Sakuraijinja,Sakai city,Osaka

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国宝、拝殿
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堺市南区片蔵645 桜井神社拝殿 国宝 近世以前/神社 鎌倉後期 鎌倉後期 桁行五間、梁間三間、一重、切妻造、本瓦葺(背面向拝を除く) 19170405 19531114


December 28,2019 大野木康夫 source movie

所在地 大阪府堺市南区片蔵645

櫻井神社は泉北高速鉄道栂・美木多駅の東南、片蔵に鎮座しています。
元は武内宿禰を祀っていたようですが、八幡宮を合祀し、現在に至っています。
     


拝殿(国宝)

鎌倉後期の建築
桁行五間、梁間三間、一重、切妻造、本瓦葺(背面向拝を除く)
                                                     


Feb.2011 酒井英樹

桜井神社 拝殿

撮影 Nov.2007

     


Jan.2011 撮影/文:野崎順次 source movie

大阪府堺市南区片蔵645

撮影日: 2011年1月22日

伝承によると、創立は悠遠の時代で、この地方に住居していた桜井朝臣の一族がその祖先である武内宿禰命を奉斎したと伝わっている。

推古天皇5年(597年)に八幡宮を合祀、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后を奉斎している。

延喜式神名帳に記載されている和泉国大鳥郡の式内社である。

天正5年(1588年)、織田信長の根来攻めのため拝殿以外を焼失するが、その後、再建される。

明治5年(1872年)郷社に列し、昭和17年(1942年)には府社に昇格。

説明板と神門

   

国宝 拝殿(鎌倉後期)

桁行五間、梁間三間、一重、切妻造、本瓦葺。現存する拝殿建築のなかでも最も古いもののうちのひとつである。

拝殿は中央に通り抜けの通路を持つ割拝殿形式であるが、祭礼時には、通路の両脇の蔀戸(しとみど)という建具を降ろして、床にすることができるように工夫されている。

通路に面した柱には長方形の穴の跡があり、従来はこの通路の部分も板敷の部屋であったことなどが考えられる。

正面から妻側にまわると、梁の間の蟇股(かえるまた)が簡単な板状のものであることや、梁の両端に彫刻がもちいられていないことなどは、鎌倉時代の建物の特徴である。

内部も天井板が貼られていないので、妻側の構造技法と同様な梁や蟇股で建物の構造がよく分かる。

堺市内では唯一の国宝である。なお、背面の向拝部分は国宝指定外である。

                       

拝殿通り抜け部(馬道)

                

拝殿狛犬

  

本殿狛犬

  

本殿

           

境内

          

櫻井井戸跡

   

堺市HP

ウィキペディア「櫻井神社」

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