大阪府泉南市 樽井
Tarui,Sennan City,Osaka
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October 11,2025 大野木康夫 source
movie
樽井秋祭り
Autum Festival of Tarui, Sennan city, Osaka
大阪府南部、泉州地域の祭礼では岸和田などのだんじりが曳行されますが、最南部の田尻川以南では「やぐら」が巡行します。やぐらはだんじりとほぼ同じ大屋根小屋根がある本体に直径2mほどの車輪二輪が付いており、前方に伸びる梶台と呼ばれる木の棒を曳いて進みます。太鼓は後部に据えられています。
泉南市樽井の秋祭りで曳行されるやぐらは、他の地区のものよりも大きく高さが5m弱、長さは10m以上あります。構造的には、梶台が後ろまで突き出ているのが特徴で、他の地区では太鼓を歩きながら叩きますが、樽井では梶台に座って叩きます。
樽井で曳行されるやぐらは4台、運行するのは地区ではなく、江戸時代から続く「講」が行います。
秋祭りは第二土曜日が宵宮、第二日曜日が本宮で、見に行ったのは比較的補と出が少ないと思われる宵宮の午前の曳行です。
南海電鉄樽井駅前
濱中講
宮元講
戎福中講と獅子講
獅子講
戎福中講
樽井駅近く、旧住友銀行前の交差点では「まっせー(回せ、マッセ)」が行われます。やぐらが曳行するまつりではどこでも行われていますが、他の地区の「まっせー」はやぐらを円を描いて曳行するのに対し、樽井ではやぐらの片輪を回転軸にしてその場で回転します。
交差点に書かれている円とやぐら停止線は毎年書かれますが、Google Mapのストリートビューで見る限り祭の後も長い間残っているようです。
駅前から獅子講のやぐらが移動してきます。
獅子講
宮元講
濱中講
戎福中講
四講が交差点に出てきて音頭を唄います。
戎福中講2回目
濱中講2回目
宮元講2回目
獅子講2回目
戎福中講3回目
濱中講3回目
宮元講3回目
獅子講3回目
濱中講4回目
宮元講4回目
獅子講4回目
0262-0282
濱中講5回目
「まっせー」ですり減った車輪の木の粉を掃除
四講はそれぞれやぐら小屋へ帰って行きます。戎福中講と濱中講が町を曳行しているのを撮影しました。
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