大阪府高槻市 大阪医科大学
(Osaka Medical College, Takatsuki City, Osaka Pref.)
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June 3, 2021 野崎順次
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大阪府高槻市大学町2
大阪医科大学別館
(Osaka Medical College Annex, Takatsuki City,
Osaka Pref.)
登録有形文化財
設計者: ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880 - 1964年、米国カンザス州生)
別館は医学生の講堂・講義室として昭和5年竣工より昭和49年まで使用され、その後建物を改造して看護学教育の場として平成17年まで永年に亘り医学・看護学教育に供された。この建物を利用・維持・保存するため平成18年6月1日別館内に「大阪医科大学歴史資料館」を設置した。
(現地説明板より)
本建物の特色は階段教室と講堂を3階建て箱型の建物にまとめた合理的な計画と、インドサラセン様式の装飾を付した個性豊かな意匠にあります。ヴォーリズは医学教育機関のこの校舎の設計にあたり古代医学の源といわれるインドにヒントを得たのかもしれません。ところで本格的なインドの建築は石造による華麗な様式で知られていますが、この建築は優しい壁仕上げと部分的なタイル張りの表現にヴォーリズの建築の特色がみられます。
建築より78年を迎えた2006年に着手された修復工事は詳細な調査に基く意匠の復原と活用に対応する整備がなされた近代建築再生の適例として注目されるものです。
山形政昭
大阪芸術大学芸術学部建築学科教授
(大阪医科歯科大学ウェブサイトより)
建物外部
建物内部
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