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埼玉県飯能市 ムーミンバレーパーク

Moomin Valley Park,Hanno city,Saitama

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May 31, 2019 柴田 由紀江

メッツァビレッジとムーミンバレーパーク

埼玉県飯能市宮沢327

1941年にアースダムとして造られた人造湖の宮沢湖の湖畔に、1960年頃より西武鉄道が「レイクサイドパーク宮沢湖」の名称で大型レジャー施設を建設、動物園やバーベキュー、釣り堀などの運営を続けてきましたが、2010年頃には全ての施設が閉業となりました。

2015年6月、それまで閉業した施設の撤去作業などを進めてきた西武鉄道は、宮沢湖畔の土地18万7000平方メートルをフィンテックグローバル社へ売却しました。

翌年の2016年6月より宮沢湖畔を立入禁止にしたフィンテックグローバルは、翌々年2018年の11月に北欧ブランド雑貨や新鮮な地元野菜、工芸品などのショッピングを楽しめるマーケットをはじめ、北欧風の飲食を堪能できるレストランなどを備えたパブリックエリアの”メッツァビレッジ”をオープンさせました。

そして更に翌2019年3月に、待望のムーミンのテーマパーク”ムーミンバレーパーク”を開園しました。

ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにある「ムーミンワールド」を除くと、ムーミンを主題とした施設としては日本が世界初進出ということで、細かな部分まで丁寧に創り込まれたムーミン谷の世界観が見事に再現されたテーマパークです。

宮沢湖畔の自然の景勝を損なうことなく林の木々から見え隠れするムーミン谷のアトラクションが可愛らしく、宮沢湖を往復400mワイヤーで滑走するジップラインや、宮沢湖を自由に楽しめるカヌーのレンタル、そして林の中には巨大なネットが張られたファンモックなど、アクティビティも盛りだくさんです。

個人的に感心したのが音響効果の良さです。要所要所にはポールの上に多方向屋外スピーカーが取り付けられていますが、湖畔を散歩していると林の植栽の縁にBOSE社製の屋外用防水スピーカーが約10mおきに設置されていました。アコースティックギターのクリアな高音質BGMを楽しみながら散歩を楽しめる屋外スポットはかなり希少な存在ですので、ぜひまた訪れたいと思いました。

ムーミングッズの品揃えにも驚きましたが、北欧雑貨のバリエーションもなかなか見応えがありました。また、木工のアトリエで手作り体験も可能です。

所々に配された案内板がフィンランド語で全く読めないですし意味も分からないという異国体験も出来、最初に出くわす案内表示にはヘルシンキまで7781kmと書かれているなど、ちょっとした仕掛けも気が利いています。

今後ますます施設が充実する予定のようなので、また涼しい季節に訪れたいと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                  

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