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埼玉県川越市 日枝神社 

Hiejinja,Kawagoe City,Saitama

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川越市小仙波町1 日枝神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 三間社流造、銅板葺 宮殿1基 19461129


July 25,2025 大野木康夫 source movie

所在地 埼玉県川越市小仙波町1丁目4-1

【川越市ホームページから引用】
当社は、喜多院の創建時に近江国坂本の日吉社を勧請したと伝わる。本殿の外観は、朱塗りの三間社流造で、銅板葺の屋根に置き千木、堅魚木を飾り、三間社としては規模が小さく、架構も簡素である。身舎の組物は出三斗であるが、背面中央の柱2本は頭貫の上まで延び、組物は大斗肘木となり、中備は設けていない。妻飾りは虹梁大瓶束で、縁を正面だけに設けて高欄や脇障子を設けていないので、簡易であっさりした建築に見える。庇は切面取りの角柱を虹梁型頭貫でつないで両端に木鼻を付け、連三斗・出三斗を組んで中央間だけに中備蟇股を飾っているが、この蟇股は弘化4年(1847)頃、喜多院その他の一連の修理工事の折に追加されたという。本殿の建築年代について明確な史料がないが、構造の主要部分は近世初頭の技法が用いられ、装飾意匠の一部に室町時代末期頃の様式がみられることから、17世紀前期あるいは16世紀後期の建築ではないかと考えられる。また、中央の保守的伝統的な技法によらない地方的な技法も見受けられる。以上のように、日枝神社本殿は、明確な建築年代がわかっていないが、近世初頭の建築技法と室町時代末期の様式をとどめた細部意匠の特徴が見られる貴重な建築遺構である。

日枝神社は喜多院の門前に鎮座しています。

   

本殿(重要文化財)
室町後期の建築
三間社流造、銅板葺

                        

 

 

 


Sep.26,2016 瀧山幸伸 source movie

                         


April 29,2016 松田浩志

                   


Mar.2008 瀧山幸伸 source movie

日枝神社

所在地:埼玉県川越市小仙波町一丁目

重要文化財

室町後期

三間社流造、銅板葺

付:宮殿一基

指定年月日:1946.11.29

(文化財データベース)

   

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