埼玉県行田市 古代蓮の里
Ancient lotus Garden,Gyoda city,Saitama
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July 16,2016 松田浩志
A camera
B camera
行田蓮(古代蓮)(10万株)
「今から約2000年前、「古代蓮の里」一帯は、たくさんの水生植物が茂る湿地帯でした。
そこには、蓮の花も咲いていました。そのとき咲いていた蓮の実が地中深くもぐり、ふたたびあたたかい陽射しをあびるまでの長い長い眠りにつきました。
1971年(昭和46年)
市では、小針地内に新しい焼却場施設を建設するための造成工事をはじめました。 掘削によってできた場所に水がたまって池となり、地中深く眠っていた蓮の実が静かに目覚めたのです。
1973年(昭和48年)
池の水面に多くの丸い葉が浮いているのが発見されました。 その後、葉の数もふえつづけ、ついに7月13日、長い眠りから覚めた古代の蓮が可憐なピンクの花を咲かせたのです。 5月15日焼却場職員が水面に浮く丸い葉に気付く。 6月17日 調査を行い、古代蓮と推測できるものと判明。
6月23日 花柄が1本見つかる。 7月13日 開花。 7月19日 花の数は合計52本となる。
市教育委員会から依頼をうけた埼玉大学の江森貫一元教授が、出土した縄文土器と、古代蓮として知られている大賀蓮の例を参考に、2500年から3000年前ころのものと推定。
1974年(昭和49年)
3月25日から3日間にわたって、蓮の研究家である神奈川県歯科大学の豊田清修教授が、学生とともに市教育委員会の協力のもとに蓮の実の採集を行い、日本アイソトープ協会に年代測定の調査を依頼しましたが、期待したような結果を得ることはできませんでした。
1975年(昭和50年)
4月7日、豊田教授は再び学生と市教育委員会の協力を得て、調査、採集を行いました。
2回目の日本アイソトープ協会の測定はおよそ1400年前のものという結果でした。結局、行田蓮は考古学的には2500年から3000年前のものとされていることから、豊田教授はおおむね1400年から3000年前のものと推定しています。」
古代蓮会館ホームページより転載
行田蓮は古代蓮池、水生植物園、水鳥の池の3ヶ所の広大な敷地に植えられている。
周囲からも、また、蓮の中を回遊しながらも楽しむことが出来る。前の二つは公園風に、水鳥の池は沼地に自然と広がる蓮池の趣を持たせて変化をつけている。
大きなたらいで栽培しているところもあるが、ユニットバスの再利用は大きさ、深さ、水温の変動がより少なくアイデア賞ものでは。
世界の蓮園
「古代蓮の里では、行田蓮を含む42種類(2万株)の花蓮をご覧いただけます。
花の開花時期は種類によって異なりますが、古代蓮である行田蓮は6月下旬から8月上旬に咲きます」
古代蓮会館ホームページより転載
40種類の蓮がブロックに分けて展示されており、説明板には花の特徴と写真がそれぞれのコーナーに展示されてる。蓮の花のバリエーションが順繰りに見ている内に理解できる。当然、自然交配が行われ、その種が落ち発芽し交配種が生まれる。実が充実する前に果托を取れば避けられるが、果托も蓮の風景一部なのでそれも出きないのでは。いずれにせよ、これだけの株数と種類の蓮を管理維持して行くのは大変な労力と気遣いが必要とおもわれます。
「田んぼアート」用の稲
水城公園の行田蓮
July 2008 瀧山幸伸 source movie
数千年の眠りから覚めた蓮の実が美しい花を咲かせる。
古代ハス
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