埼玉県熊谷市 妻沼歓喜院
Menuma Kankiin,Kumagaya city,Saitama
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熊谷市妻沼1627 歓喜院 聖天堂 国宝 近世以前/神社 江戸中期 延享元(奥殿・1744)宝暦10(中殿・1760)宝暦6(拝殿・1756) "奥殿 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、両側面軒唐破風、背面千鳥破風及び軒唐破風付、向拝一間中殿 桁行三間、梁間一間、一重、両下造拝殿 桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付総銅板葺" 19841228 20120709
熊谷市妻沼1627 歓喜院 貴惣門 重文 近世以前/神社 江戸末期 安政2(1855)頃 三間一戸八脚門、二重、切妻造、本瓦形銅板葺 19841228
聖天堂 (国宝)
貴惣門(重要文化財)
登録文化財案内
三宝荒神社、五社大明神、天満社 (登録文化財)
仁王門 (登録文化財)
閼伽井堂 (登録文化財)
水屋 (登録文化財)
平和の塔(登録文化財)と周辺
鐘楼 (登録文化財)
籠堂 (登録文化財)
中門 (市文化財)
大師堂
境内
歓喜院は聖天山と号し、高野山真言宗に属する。
寺伝によれば、治承3年(1179)に斎藤別当実盛が彼の守り本尊を祀ったのが聖天宮で、実盛の次男の良応僧都は建久8年(1197)に聖天宮を修復し、その別当坊として長楽寺歓喜院を創設したという。
その後、天文21年(1552)に忍城主成田氏長による聖天宮の造営、慶長9年(1604)に徳川家康による再興があった。
しかし、寛文10年(1670)の妻沼の大火により聖天宮は類焼した。
享保年間に至って地元の棟梁林正清が再建を志し、時の住職とともに広く喜捨を募り、奥院は享保20年(1735)から造営にかかり、延享元年(1744)に完成した。拝殿は、宝暦5年(1755)に工事再開、翌宝暦6年(1756)に上棟、中殿は宝暦10年(1760)に完成した。
現存する聖天堂はこのとき再建された奥殿・中殿・拝殿からなる権現造で、規模も大きく、関東北部の屈指の彩色彫刻で飾られている。
貴惣門は、嘉永元年(1848)に工事着手し、安政2年(1855)頃に完成した。聖天堂と同様彫刻で飾らられているが彩色はない。
聖天堂は昭和59年(1984)、貴惣門は平成14年(2002)に重要文化財に指定され、さらに聖天堂は近年7年半の修復を経て、平成24年(2012)7月国宝に指定された。
<聖天堂>
奥殿:正面3間、側面2間、組物禅宗様三手先、中備蟇股、二軒繁垂木、入母屋造、背面千鳥破風・背側面軒唐破風付、向拝1間
中殿:正面1間、側面3間、組物出組、中備蟇股、二軒繁垂木、両下造
拝殿:正面5間、側面3間、組物出組、中備蟇股、妻虹梁大瓶束、二軒繁垂木、入母屋造、千鳥破風付、向拝3間、軒唐破風付
総銅板葺
奥殿:江戸時代中期[延享元年(1744)]
中殿:江戸時代後期[宝暦10年(1760)]
拝殿:江戸時代後期[宝暦6年(1756)]
≪蟇股≫
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 【10】 【11】 【12】 【13】 【14】 【15】 【16】 【17】 【18】 【19】 【20】 【21】 【22】 【23】 24 25 26 27 28
≪唐子遊び≫
≪黄金霊獣≫
≪飛龍≫
≪板戸≫
≪脇障子≫
右脇障子
左脇障子
≪猿≫
≪奥殿階段周辺板壁彫刻≫
右側面
左側面
≪奥殿浜床彫刻≫
右側面
左側面
≪向拝唐破風≫
右側面
[三聖吸酸]
背面
[温公瓶割]
正面
≪向拝蓑束≫
≪向拝手挟≫
≪組物≫
≪木鼻≫
軒下
向拝軒下
縁下
≪木鼻(籠彫)≫
<貴惣門>
三間一戸八脚門、二重、切妻造、本瓦形銅板葺
江戸時代末期[安政2年(1855)頃]
≪蟇股≫
≪木鼻≫
≪木鼻(籠彫)≫
≪蓑束等≫
本堂が国宝、貴惣門が重要文化財に指定されている。
名称:妻沼聖天山
所在地:埼玉県熊谷市妻沼
訪問日:2012.02.16 貴惣門と本殿が重要文化財の指定を受けています。
本殿は昨年完成した保存修理で創建当時の極彩色のはなやかさを取り戻しています。
貴惣門の造形も独特なもので、見応えがある建造物です。
A camera
歓喜院聖天堂
仁王門
貴惣門
B camera
歓喜院聖天堂
仁王門
貴惣門
貴惣門
Kisoumon
歓喜院聖天堂
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