埼玉県さいたま市岩槻区 岩槻郷土資料館
History Museum,Iwatsuki,Saitama City,Saitama
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Mar.5,2026 柚原君子
埼玉県さいたま市岩槻区本町2丁目2−34
民具を中心とする民俗資料の収集、保存を目的とした資料館。
さいたま市立博物館の分館。建物は国の登録有形文化財(2016年登録)。
1930(昭和5)年岩槻警察署の庁舎として建てられているものを使用しているので、入り口などは入りずらい雰囲気が残っている。
内部は現在でもそのままで,それぞれの部屋には当時の警察の、取調室、訓示室、刑事室、給湯室などの名前が書かれてある。凧の飾ってある部屋は広く見えるが、もともとは留置室だったそうで、三つの仕切りが垣間見える。
資料館としては1982(昭和57)年に開館。
資料は三つの柱で構成されている
1,大昔の暮らし(土器、石器などの出土品、考古資料)
2,岩槻の歩み(岩槻城に関する資料、藩校であった遷喬館資料など)
3,暮らしの道具(農村、城下町で使用された民族資料や道具)
展示物は思っていたよりは少ないが、建物の天井の梁や窓にみられるアーチ状の造形やアールデコ調の装飾が随所に施されていて、警察署庁舎としての機能性と装飾性を兼ね備えた建物のデザインはめずらしく、時代を経た今も美しい感じが残っている。階段の側面は地中海でよく咲く「アカンサスの葉」をレリーフ化したもので、ギリシャ彫刻には取り入れられることが多い。階段のコンクリートも分厚く重厚にして頑丈で警察の建物らしい。東日本大震災ではどこにも損傷はなかったくらい頑丈であったそうである。建築費は現在額に換算すると1億5,000万円ほどとのこと。
資料室でありながら、警察署の目線も楽しめて面白い建物であった。
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