埼玉県小川町 吉田家
Yoshidake,Ogawa town,Saitama
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比企郡小川町勝呂423-1 吉田家住宅(埼玉県比企郡小川町) 重文 近世以前/民家 江戸中期 享保6(1721) 桁行21.0m、梁間10.6m、寄棟造、一部二階、茅葺、南面、西面、北面庇付 棟札1枚 19890519
Nov.2011 瀧山幸伸 source movie
A camera
B camera
埼玉県比企郡小川町大字勝呂字西浦四二四番地
吉田家は小川町在郷の農家。享保6年(1721)の建築で、国の重要文化財に指定されている。
この家は動態保存の好例であり、訪問者に無料開放し、二階まで自由に見学し、囲炉裏端でお茶をいただきながらくつろぐこともできる。屋内ではボランティアによる解説も行われている。
進入路の花が美しく、山から湧き出る泉の音が冴える。
都心から比較的近郊で、移築されていない民家を訪ねるにはここが良い。移築された民家は、方位、付帯施設、屋敷林、水源など環境が激変しており、建築学的興味には一部対応できるが、なぜこの家がこの大きさで建築されたか、その土地の経済と地主の位置づけ、なぜこの敷地を選んだか、なぜこの方位に建て、この間取りとしたか、風の通り方(厩と便所の匂い、夏の涼しさをどう確保するか等)、台所の水源はどこで、どうやって水を引いたか、下水はどこに流すか、客人を迎えるために進入路や庭や家をどのように工夫したかなど、総合科学としての地理学的な民俗風土環境研究の対象には適さない。
間口9間、奥行4.5間、入母屋造、茅葺である。当初の三間広間型から田の字型間取りへの変遷が見て取れる。
Sep 2003 source movie
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