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滋賀県東近江市 引接寺

Injoji,Higashiomi city,Shiga

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Feb.2011 中山辰夫

撮影:Nov.2010

東近江市上山町312天台宗

本尊:阿弥陀如来像百済寺(ひゃくさいじ)から約200m離れた所にあって、百済寺の末寺、天台宗である。

百済寺は聖徳太子により建立された寺で、湖国で最の古い寺とされ、最盛期には一山の境内に、三百を超える堂搭があったと伝えられている。そのうちの一つが引接寺である。

引接寺の創建は、信長による焼き討ちなどで資料が焼失したためその起源を正しくたどれない。

元禄年間に、百済寺を再興した亮算(りょうざん)上人の弟子、亮誉(りょうよ)上人が中興開山し、現在の地に寺院をかまえたとされる。

境内描写

本堂とその周辺

来迎浄土

第36世住職の岸道久住職が中心となった「来迎浄土」建立の事業は、昭和51年(1976)からのべ五百人以上の方々の浄財と勤労奉仕により、昭和61年(1986)11月に完成した。

ここには二千体の石仏と三千基の五輪塔が安置されている。

来迎浄土にある石仏は、大切に供養されていたものが織田信長に焼き払われ、山野に放置されたままになっていたものである。

いまだに、付近の山野には石仏が放置されたままになっており、その数は数千とも数万ともいわれる。

万燈供養

引接寺の万燈供養は、信者達の手で来迎浄土(らいごうじょうど)に集められた石仏約5千体を供養する行事で毎年8月22日に行われる。

腰に大きな土鈴をつけた子供たちや信者の人々の手で、石仏・石塔一体一体に灯りがつけられる。

すべての石仏に灯りのともった様子は、たいへん幽玄な雰囲気で、夏の風物詩となっている。

本尊阿弥陀如来像

移転再建時に善万坊大徳(ぜんまんぼうだいとく)という僧が寄進したもので、平安時代の作とされる。

見事な紅葉

百済寺から引接寺まで一直線に延びる道路の両側は紅葉の木が並び立ち、すばらしい景観を呈する。

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