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滋賀県東近江市 春日神社

Kasugajinja, Higashiomi city,Shiga
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東近江市小八木町763 春日神社本殿 重文 近世以前/神社 室町中期 文安元(1444) 三間社流造、向拝一間、檜皮葺 棟札1枚 19110417


Dec.2012 大野木康夫 source movie

境内風景 本殿(重要文化財)

文安元(1444)年の建築

三間社流造、向拝一間、檜皮葺


May 2012 中山辰夫

東近江市小八木祭神:天児屋根命(あめのこやね)・経津主命・ほか2神 

国重要文化財:本殿 滋賀県指定有形文化財:神門秦荘町と接する小八木集落の北のはずれにある。

春日神社は小八木集落の鎮守社であり、その早創が奈良時代に遡ると伝える。文化財も多い。

興福寺、東大寺などの奈良仏教の盛時に、当郡内の諸所の地をそれら大寺の寺領として寄進、それによって

奈良春日の神を分祀したと伝える。

境内

神門

滋賀県指定文化財

四脚門 切妻造 桧皮葺 南向 室町時代(1390〜1595)の建立

二本の本柱(直径32cm)の前後に大面取り控柱(21cm角)4本を建て、本柱間を3.08mとやや小型である。

本柱上に冠木を架け、大きな板蟇股をのせて化粧棟木を受ける。

その東側には赤土の塊が門を押さるようにへばりついている。往古は左右に高さ五尺、長さ五間の練塀があった。

土に塩が入れてあるため、まだこうして固まっていると聞く。

拝殿

市指定文化財

桁裄三間 梁間三間 入母屋造 平入 桧皮葺 建物は安政7年(1860)に再建

滋賀県下でよく見かける舞殿形式。木割りが太く堂々とした構えである。天井は二重折上げ小組格天井。

中門

本殿

国重要文化財

桁裄三間、梁間三間の三間社流造。桧皮葺。押立神社と同じ大きさ、様式で保存も行き届いた社殿である。

永享年間(1429〜40)大工新五郎大夫の手で着工、文安元年(1444)建立 室町時代

前室の正面を3間とも吹寄せの引違い格子戸、側面を杉戸引違い戸とした軽快な意匠は外観を優美にする。

正面の蟇股には宝珠(中央)と獅子(右)・桐(左)・向拝は橘とした絵様や彫刻は美しく整い、室町時代

の特徴が出ている。銘があって室町時代のものである。

鐘楼

桁裄一間 梁間一間 切妻造 桟瓦葺

宝篋印塔

市指定文化財 南北朝

惟喬親王の徳を永く後世に伝えるために建立された。

その他社宝

木造狛犬 一対 市指定文化財 南北朝

懸仏と板銘

大般若羅蜜多経 六百巻 鎌倉時代

境内社平井天神社本殿

市指定文化財

一間社見世棚造 桧皮葺

本殿の西脇に置かれる末社三社の中央に位置する。重要文化財布施神社本殿(鎌倉時代)と規模が等しい。

≪参考≫

旧湖東町地域東半分は、古墳時代後期の遺跡が多い。秦氏系渡来氏族、依智秦氏が居住し土地の開発を行った

裏付となる遺跡が存在する。

依智秦氏は京都太秦を本拠とした秦氏に属し、8世紀以降愛知郡司を独占、湖東の開発と仏教の普及に貢献した。

善明寺の重要文化財木造阿弥陀如来坐像(長承2年(1133)の胎内仏に依智秦氏や秦氏の名が記されている事に

彼らの勢力の強さを知ることが出来る。参考資料≪湖東町史 愛知郡誌 工事報告書 他≫

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