滋賀県彦根市 彦留神社
Hikotomejinja ,Hikone city,Shiga
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Nov.2011 中山辰夫
彦根市彦富町1764
祭神:彦留亥大神 〔配祀神〕 猿田彦命 大山咋命県道20号線愛知川・彦富線の彦富交差点より300mほど北上した道路沿い、愛知川右岸の集落の中に鎮座する。
狭い境内に大きな拝殿と彫刻の素晴しい本殿が建ち並び、頭の大きい狛犬がいる。
境内には室町時代の残りのよい石造宝塔がある。延暦年間(782〜806)の創祀、後二条天皇の代に整備された。
元亀の兵火で縮小された。かつては亥大明神、或いは彦留明神と称していたとされる。
鳥居と拝殿
拝殿は、 間口五間 奥行三間の入母屋造りである。
本殿の周囲は囲まれている。
本殿
三間社流造 向拝一間 桧皮葺
本殿は中規模な三間社流造本殿で、通例通り前室・向拝付きである。
柱上組物の尾垂木付き二手先には拳鼻が付き、蛇腹支輪と波や花を彫った板支輪をおく。
数多い斗・肘木の尾垂木・木鼻・彫刻が混然一体となって、とりわけ妻部に派手な意匠を造りだしている。
近世後期らしい社殿で、県内でも秀作の一つとされる。
妻と庇正面
狛犬
由緒
「宝暦社堂帖」彦富村の条に「亥大明神一丈八尺一村の産土神也」と見ゆ。
社伝では延暦年間の創祀で後二条天皇の時、伴主計頭なるもの神仕すと伝える、徃古大祭には「カントウ」の神事を行っていたが、
元亀兵火後は復旧せず、現在は渡御を行うのみである。
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