滋賀県彦根市 来迎寺
Raigoji,Hikone city,Shiga
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重要文化財の仏像あり |
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Nov.2011 中山辰夫
彦根市五番町本尊:阿弥陀如来
国重要文化財:木造阿弥陀如来坐像宗安寺の一筋南の通りには寺が多い。来迎寺もその並びにある。慶長8年(1605)宗誉来極の開基とされる。
もと甲賀郡にあったが安土・佐和山を経て現在地に移ったとされる。
狭い境内に本堂・庫裏・書院・鐘楼門が建っている。
寛永年間以来朝鮮信使の宿舎として利用されたため、井伊家の補助でしばしば修理がされた。中官の宿舎となった。寺宝である木造阿弥陀如来坐像は建久7年(1196)造立の銘があり彦根市内各本尊仏の中では最古のものとされる。
像高97cm、桧材、寄木造り、御姿が西方極楽浄土で説法する様子を、指先のしなりにまで端正に写実した貴重な例として大正12年に国指定重要文化財に指定された。
山門
本堂
観音堂
阿弥陀如来坐像
重要文化財
鎌倉時代初期 ヒノキ寄木造 説法印を結ぶ古風な像
優れた作行きを示す本格的な等身大の像(像高96.4cm)です。
しかも、像内に記された銘文により、鎌倉時代初期の建久7年(1196)に造立されたことがわかることも貴重です。
このお像を拝して、まず目につく特徴は、両手の臂(ひじ)を強く屈して、胸の前で両手とも親指と中指を捻じていることです。
不思議な手の形ですが、どんな意味があるのでしょうか。
このように、仏像が手指で結ぶ印の形を、印相(いんぞう)と呼びます。そして儀軌(ぎき)という決まりによって、尊像ごとにどの印を結ぶかが決まっています。 仏の備える働きを象徴的にあらわしているのです。「彦根博物館HPより」
概要:
来迎寺の創建は建久7年(1196)に開かれたのが始まりとされ、鎮守社である弓矢八幡は源三位頼政が宮中に現れた鵺を退治する際、使われた弓矢が奉納されたと伝えられている。
当初は佐和山東麓にあったが、慶長8年(1603)彦根城築城の際現在地に移された。
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