滋賀県甲賀市 信楽 中井出古窯跡
Nakaide Furugama ato, Koka city,Shiga
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Dec.2010 中山辰夫
信楽古窯跡群は、宮町から神山まで信楽町全域に及び、窯数にして二百数十基以上といわれる。
そのうち最北端に位置する中井出古窯跡は、昭和42年(1967)に第一・二号窯が発掘調査された室町時代末期の窯跡で、焼成部の中央に燃焼部からのびる分炎壁をもつ「双胴式窖窯(あなかま)」といわれるもの。
第一号窯の規模は全長16m、幅3m以上。窯は30度以上の勾配を持たせ、蛙目粘土系の堅い土質の場所を選んで造られていた。
この窯で焼かれた品物は壷、カメ、擂鉢らの雑器類で、室町時代後半から安土桃山時代に焼かれていた窯跡である。
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